内容説明
なぜ、彼らはヤクザであろうとするのか。命がけの権謀術数の実態、妻子をかかえての悩み、老後の不安を口にする中堅ヤクザなど、若い衆から親分まで、「やっぱり」「まさか」のヤクザの素顔を追う。
目次
第1章 若い衆という生き方
第2章 組事務所の日常と出世
第3章 親分という生き方
第4章 ヤクザと家族の生活
第5章 経済力とヤクザ社会
第6章 ヤクザという仕事
著者等紹介
向谷匡史[ムカイダニタダシ]
昭和25年、広島県呉市生まれ。拓殖大学卒業。作家。日本空手道「昇空館」館長
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感想・レビュー
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コウみん
1
ヤクザというのは何か。 ヤクザと言えば格好いい、何だか怖いと思われるが、実際に彼らは彼らのプライドで生きている。 組長を目指している若衆とかそんなヤクザの家族などリアルなヤクザの話。 龍が如くでヤクザに興味があるので読んでみた。2021/06/06
ぷりん
0
家庭とか家のローンの問題とか、我々に身近な事をやくざはどうしているのかが分かって面白い。今ほどは締め付けが強くないときに書かれたものだが、それでもヤクザという生き方はしんどそう。これから、なり手がますます少なくなるだろう。2012/02/28
海
0
極妻よりも専門用語(?)の説明がなく、初心者が読んだら意味のわからない単語が多いかもしれない。文章は素人さん?と言った感じでページの下部に余白が多く、すぐ読めてしまう。でも極妻と違って特殊な世界を取材してる自分カコイイ!って言う気負いがなく、ごく自然体な文章なのは読んでいてストレスがなくていい。2012/02/05
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