内容説明
ある日、プノンペンの食堂で出会った怪しい男が、こっそり打ち明けてくれた、スゴすぎる過去。台湾、香港、中国、ベトナム、カンボジア…しょうもない仕事とブキミな食べ物、そして吐き気に明け暮れた日々。
目次
1 1980~1990―暗黒面からの誘い(マカオ脱出…それが始まり;大好物はミイラの肉の弾力 ほか)
2 1990~1995―傭兵なみにこき使われて(謎のスリランカ行き;四川料理の秘密と羊の顔面まっ二つ ほか)
3 番外編―海南島・野生の味紀行(うさん臭さ一番の島;珍しくて汚らしい食い物 ほか)
4 1995~2000―元犯罪者に囲まれて山奥で金を掘る(新たな市場・カンボジアへ;残酷な特別料理 ほか)
著者等紹介
クーロン黒沢[クーロンクロサワ]
1971年生まれ。成人前に行った香港・中国で現地のロクでなしからボラれまくり、以後アジアの虜になる。現在はカンボジアの首都・プノンペンで貸本屋を営む。著書に、『怪しいアジアの歩き方』『怪しいアジアの怪しい人々』『怪しいアジアの暮らし方』(ワニ文庫)、『香港電脳オタクマーケット』『バンコク電脳地獄マーケット』(徳間文庫)、『タイの怪事件』(イースト・プレス)、『ロンパオ』(青林工芸舎)など多数
明日香翔[アスカショウ]
1962年、東京生まれ。某大学を途中で投げ出して台湾に渡り、商売を始める。1980年から中国の某都市に留学。そして大陸をうろうろ。薬品その他の仕入れで中国・香港をはじめアジア各国を巡り、その後、カンボジアの山奥で食われそうになったり、いろいろ
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