世界大戦と危険な半島―真・戦争論

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 255p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784584136362
  • NDC分類 239
  • Cコード C0021

内容説明

アメリカ、中国を注視するだけでは決して見えてこない世界情勢!大日本帝国の勝利のカギはバルカン半島にあった!!日本×バルカン、戦後初の近現代史!

目次

第1章 日本人の知らないバルカン半島!?(名外交官、小村寿太郎が見たバルカン半島;平和を学べる?バルカン半島というところ ほか)
第2章 幕末明治の日本とバルカン半島(ヨーロッパの病人、オスマン・トルコ;日本がギリシャになってしまう? ほか)
第3章 日露戦争とバルカン半島(ハプスブルク家の栄光と暗雲;不幸の連続、皇帝フランツ・ヨーゼフの憂鬱 ほか)
第4章 人類の不幸・バルカン戦争と第一次世界大戦(人類不幸の年!一九〇八年危機;協調性ゼロ?バルカン同盟 ほか)

著者等紹介

倉山満[クラヤマミツル]
1973年、香川県生まれ。憲政史研究家。1996年、中央大学文学部史学科国史学専攻卒業後、同大学院博士前期課程を修了。在学中より国士舘大学日本政教研究所非常勤研究員を務め、2015年まで日本国憲法を教える。2012年、希望日本研究所所長を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

テディ

42
久々に無我夢中に一気に読ませて頂いた本。バルカン半島にまつわる過去からの民族間同士の争い。第一次世界大戦前の状況から近年の民族紛争が与えている国際政治の影響が深く理解出来た。覇権を目指す中国やソ連の脅威も感じるが火薬庫である複雑に入り組んだバルカン半島の国々と比較すると考えている事が単純に思えた。国家の利権やエゴだけではなく根強い民族間の憎悪が絶えず争いを招いているバルカン半島の構図は実に複雑で個々の国のメンタリティーを理解するのは困難とも思った。半島が与えた過去の世界大戦への影響につき考えさせられた。2017/12/29

出世八五郎

21
バルカン半島について語られる本は少なく、本書は数少ない一冊であり著者の軽い語り口で読み易い。しかし、それでも理解が難しく頭の整理も追いつかない。紙とペンがあればいいのだけども、それだけバルカンの人々というのは常識外で想定外の行動をする。印象としてはへタレの朝鮮半島史からへタレを抜いた民族がバルカン半島に集まっているという感じ。不思議なのはWW1はバルカン半島から始まったのに終わってみれば、何故かドイツがボロボロでセルビアなどは領土拡張していること。他、ネイションとエスニックの違いに簡単に言及してる。2015/09/26

ミナ

7
「欧州情勢は複雑怪奇なり」とでも言いたくなるようなバルカン諸国の大暴れ!“サイヤ人”並の戦闘民族モンテネグロなんて表現がとても面白いけど、当時の人たちは面白いではすまされない散々な目に合わされる。敵対する国の隣国の様子も知らなければ対応できないのは、今もそうだから巻き込まれないように視野を広く持っていく必要がある。2017/08/22

イカカイガカ

7
バルカン半島の無茶苦茶ぶりが倉山節で語られると同時に、世界にとっても日本にとってもバルカン半島がとても重要な地域である事が強調されている。榎本武揚、陸奥宗光、小村寿太郎、石井菊次郎らの名外交官が、日本の独立と国益を守るため常に警戒を怠らず注視し続けてやまなかった地域がバルカン半島である。バルカン半島の小国の無茶苦茶が大国を振り回し大戦争に拡大していく様がよく理解できた。それは当然、日本の命運にも関わってくる問題だ。世界を俯瞰する外交を謳うならば、バルカン半島への理解と注視は欠かせない事がよくよく分かった。2015/04/12

shinshin2638

7
危険な半島とはバルカン半島のこと。現在も狭い地域に多くの民族が犇めき合っていて、まさに「ヨーロッパの火薬庫」。二度の世界大戦の原因になったのもここバルカン半島だ。そのバルカンが日本近代史に大きな影響を及ぼしていると指摘したのが本書。というのは、ロシアはバルカンに介入するか、満州に介入するかのどちらかの外交をしており、二正面作戦をしないとの教訓から、バルカンの動向に注目すれば、極東情勢が推測できるのである。明治の外交官はそれができた。日露戦争勝利の原因はこういうところにあるのかも。2015/03/28

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/9486646

ご注意
リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。