出版社内容情報
朝日新聞社とのコラボレーションによる講義シリーズ第4弾。日本が誇る知の最高峰が「戦後とは何であったか」を問い、平和と安寧の「戦後80年」を迎えるために今後10年日本が進むべき道を示す。
一色 清[イッシキキヨシ]
姜 尚中[カンサンジュン]
内田 樹[ウチダタツル]
東 浩紀[アズマヒロキ]
木村 草太[キムラソウタ]
山室 信一[ヤマムロシンイチ]
上野 千鶴子[ウエノチヅコ]
河村 小百合[カワムラサユリ]
内容説明
日本の「戦後70年」とは平和の時代であった。しかし今日「戦後レジームからの脱却」へ歩を進める政権によって、かつてないほど不安で希望の見えない時代が迫りつつある。果たして私たちに「戦後80年」は到来するのだろうか。比較敗戦論、論壇と出版、集団的自衛権と憲法、歴史学による戦前・戦後論、少子化問題、中央銀行の破綻…。日本の知の最前線に立つ講師陣が「戦後とは何か」を論じつつ、この先一〇年、日本が歩むべき道を提言する。朝日新聞社と集英社による連続講座シリーズ「本と新聞の大学」第4期の書籍化である。
目次
第1回 基調講演(一色清×姜尚中)
第2回 比較敗戦論敗戦国の物語について(内田樹)
第3回 本と新聞と大学は生き残れるか(東浩紀)
第4回 集団的自衛権問題とは何だったのか憲法学からの分析(木村草太)
第5回 戦後が戦前に転じるとき顧みて明日を考える(山室信一)
第6回 戦後日本の下半身そして子どもが生まれなくなった(上野千鶴子)
第7回 この国の財政・経済のこれから(河村小百合)
第8回 総括講演(姜尚中×一色清)
著者等紹介
一色清[イッシキキヨシ]
朝日新聞社教育コーディネーター
姜尚中[カンサンジュン]
政治学者。東京大学名誉教授
内田樹[ウチダタツル]
思想家。武道家。神戸女学院大学名誉教授
東浩紀[アズマヒロキ]
批評家。作家。株式会社ゲンロン代表
木村草太[キムラソウタ]
憲法学者。首都大学東京大学院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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