内容説明
「3・11」以降、ますます劣化するメディア。劣化に気づかない国民。このままでは日本が危ない。日本のジャーナリズムに警鐘を鳴らし続けてきた著者が、ネットニュースにはびこる「悪」に立ち向かう。
目次
序章 池上彰は「ジャーナリスト」なのか?
第1章 マスコミ、集団的恥さらしの実態(理解されていないジャーナリズム;大手メディアの奇妙な生態;ジャーナリズムはビジネスと両立するか;育たないジャーナリスト)
第2章 ネットジャーナリズム崩壊(期待から失望に変わったネット;ネット空間は日本社会の縮図である;ネットジャーナリズムはどこへ向かうのか)
第3章 日本にジャーナリズムを根付かせるために(世界標準の報道番組をつくる;メディア業界の古い常識を変える)
第4章 自分の身を守るニュースと情報の扱い方(日本社会の絶望的な情報リテラシー;空想を事実だと思い込む不思議な国;メディアリテラシーを高めよう)
著者等紹介
上杉隆[ウエスギタカシ]
ジャーナリスト。株式会社NO BORDER代表取締役社長。1968年、福岡県生まれ。都留文科大学卒業。NHK勤務、衆議院議員鳩山邦夫公設秘書、『ニューヨーク・タイムズ』東京支局取材記者などを経て、2002年よりフリージャーナリスト。2011年に開かれた会見の場を運営する「自由報道協会」を設立。現在、ニュースサイト「DAILY NOBORDER」、インターネット番組「ニューズ・オプエド」を運営。TV『淳と隆の週刊リテラシー』(TOKYO MXテレビ)にレギュラー出演中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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yamaneko*
よこしま
ダンボー1号
ランタン
makimakimasa