内容説明
時代劇、大河ドラマで７０人以上もの役柄を通して見た日本の歴史。
目次
第１章 江戸時代（徳川家康；宮本武蔵 ほか）
第２章 幕末期～明治時代（新選組；坂本龍馬 ほか）
第３章 平安時代～鎌倉時代（平清盛；奥州藤原氏 ほか）
第４章 戦国時代（織田信長；前田慶次郎 ほか）
著者等紹介
高橋英樹［タカハシヒデキ］
俳優。１９４４年２月１０日生まれ、千葉県出身。株式会社アイウエオ企画所属。１９６１年、日活第５期ニューフェイスとして日活に入社。同年、映画『高原児』でデビュー。現在では、ドラマ・バラエティなど活躍の幅を広げている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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厩戸皇子そっくりおじさん・寺
26
おなじみ高橋英樹が月刊『歴史人』に連載した『高橋英樹の歴史通』をまとめた本。『おもしろ日本史』とは何ともベタな名前に改題したものだが、この改題は悪くない気がする。演じた事がある人物を語るのだが、演じる際にしっかり調べ「この人は私じゃなければ演じられない」となるほど惚れ込むらしい。人物に関しては通説ばかりだが、高橋英樹の自伝的な思い出や撮影裏話がたまに顔を出す。その部分が興味深い。若い頃の写真はさすがの格好良さ。タモリの１歳上らしいが、今もカッコイイのがすごい。時代劇が見たくなった。良い俳優だ。2014/09/19
雨巫女。@新潮部
11
《私－図書館》高橋英樹さんが、演じた歴史上の人物を紹介。高橋さんが、歴史や、人や、地図を愛してるんだなあ。2014/09/30
オリーブ
8
演じられた歴史人についての深い知識に面白く学べた。時代劇をやられる時には例え１話だけの出演でもその人物はもちろんのこと時代背景などもよく調べてから感情移入し役に入るとのこと。あまり悪役をやったことがないらしいのだが、悪人であっても伝えられていることを疑って調べてみると魅力的な部分がみえてくることが歴史好きとしてはたまらないらしい。本能寺の変について書かれている部分で「答えのない謎に頭を巡らせるのが歴史の楽しみの一つ」と書かれていることが印象的だった。これから歴史ドラマを観る目が違ってきそうで楽しみだ。2016/09/12
みさどん
6
高橋英樹さんがバラエティ番組にも意欲的に出られ始めた頃がわかります。自ら、堅くない番組にも出たいと話されていました。前向きで真面目で明るい人です。役をするために、その人物に惚れこんでかなり調べられていますが、そんな裏話や苦労話は出されてこなかったんだなと思いました。陽の当たらない、知られていない人についても、専門家の方々は尊厳を持って映画やドラマにされてきたことで、救われるような気がします。昔を、懐かしむ、尊ぶ、馳せるって、日本を大切にすることにもつながりますね。知らなかった逸話もたくさんありました。2015/01/21
てつろう
6
高橋英樹の俳優で演じた事などを中心に手短に解説してあるので読みやすかった。古地図で散策してみたい。2014/10/14
