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反日メディアの正体―「戦時体制(ガラパゴス)」に残る病理

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  • サイズ B6判/ページ数 253p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784584135389
  • NDC分類 361.45
  • Cコード C0095

内容説明

NHK、TBS、フジテレビ、朝日新聞、毎日新聞…。彼らはなぜ、売国的な報道をし続けるのか?科学技術、スポーツ、歴史問題で、母国・日本を貶めるマスメディアの系譜を分析し、それを支えた戦時体制の病理を斬る!

目次

第1章 「確信的反日」と「無自覚な反日」(「売国報道」と「メディア離れ」の関係性;「反日メディア」とは何か)
第2章 国民の皮膚感覚から遊離するマスメディア(「東京五輪」開催決定時の恨み節;韓流でみえた「反日メディア」の病理 ほか)
第3章 「反日メディア」はなぜ暴走するのか(「公共性」を演出するテレビ局と新聞社;テレビ局は巨大企業ではない ほか)
第4章 「一九四〇年体制」と「反日メディア」(複雑なテレビとの関係;テレビを有難がる日本人 ほか)
終章 インターネットは「恐竜」を駆逐するのか(「バルス祭り」にみるテレビの影響力;インターネットは、テレビの反射空間 ほか)

著者等紹介

古谷経衡[フルヤツネヒラ]
1982年北海道札幌市生まれ。立命館大学文学部史学科卒。インターネットと保守、マスコミ問題、アニメ批評などのテーマで評論、執筆活動を行なっている。CS放送での番組キャスターも務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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mari

11
驚愕!!!!そうであったのか!!!朝日新聞の「東京落選」の間違いツィート、さぞかし開催になって悔しかったのでしょうね。フジテレビの真央ちゃん転倒パネル事件、日韓W杯の韓国推し、イプシロンを褒めながらも軍事運用の心配報道、はやぶさの帰還を一様に黙殺、翌日にシラ~と手のひら返しのトップ報道。なぜだ?なぜなのだ?それは日本の「国威発揚」を彼らは心底拒否しているからだった!日本人が団結し、日本社会が良い意味で加熱する日本の盛り上がりを彼ら呪詛している。我が国のマスメディア全体に横たわる反国家、反権力がこの考えの根2014/03/22

みじんこ

7
日本のメディアの報道を「確信的反日」と「無自覚な反日」に分け、主に後者を取り上げる。やや誤字あり。キーワードは「国威発揚」「閉鎖性」「1940年体制」。反日的に見える報道の全てが左翼的イデオロギーに基づいたものではない、というのはいわゆる保守派の人が見落としやすい点だろう。具体的に事例を取り上げて著者は指摘している。また、既成の大手メディアの誕生を戦中まで戻って論じていた四章は勉強になった。国民の皮膚感覚に合った、かつて多くの国民に愛されたテレビに戻ることを願う。集団の閉鎖性は本当に危険だと思った。2015/06/06

鈴木

7
なぜ日本のテレビ局は、反日的な放送を繰り返すのか。テレビ局が組織的に反日思想を持っているようには見えないのに。場当たり的で一貫性がない。そんな疑問から本書を手に取った。抱いていた疑問に、まさに正面から向き合って考察をしている本であり、参考になった。理論も整理されていて読みやすい。唯一、誤字が散見されたことが残念だった。2014/01/14

Hiroki Nishizumi

5
つまらなかった。著者が言うように既存メディアは信頼出来ない。しかしながら最も違和感があるのは反日と言う部分ではなく安倍晋三擁護と言う点においてだ。反日はその次だな。2020/04/07

紅井流星

5
著者の意見にほぼ同意だがひとつだけ抜けている点があると思う。それは テレビはもちろん、新聞・雑誌も無自覚反日と言うよりその方が視聴率が取れる、売上部数が伸びると判断した結果であると思う。最近の世の中は右傾化していると言われていて、それに対して反対意見もあるが雑誌の売上が伸びているのは、いわゆる右よりのみである。よって、反日だと視聴率が稼げないと思えばどんどん反日は減って行くだろう。今年(2014年)のフジテレビ系フィギアスケート世界大会は、男女とも日本人優勝で表彰式まで生放送でした。2014/03/31

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