目次
第1章 手紙社って何?
第2章 手紙社のイベントの核心
第3章 イベント成功のためのアイデア(もみじ市;東京蚤の市;布博;紙博;イラストレーション・フェスティバル)
第4章 誰でもできる強いコンテンツのつくり方
第5章 イベント主催者だけに通じるQ&Aと用語辞典
著者等紹介
北島勲[キタジマイサオ]
1967年生まれ。群馬県出身の編集者。映像制作者、広告代理店の営業職を経て、雑誌の編集者に。2001年、雑誌『LiVES』を企画、編集発行人を務める。2003年、雑誌『自休自足』を企画、編集長を務める。2004年、雑誌『カメラ日和』を企画、編集長を務める。2006年、クラフト作家・音楽家・料理研究家・農家など、さまざまなジャンルの作り手が集うイベント「もみじ市」を主催。2008年、独立して「手紙社」を設立。3日間で5万人以上を集める「東京蚤の市」など数多くのイベントを主催。現段階で、カフェ、雑貨店、書店など国内で5店舗、海外で1店舗を経営。クラフトビールの醸造所開設を準備中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひめか*
31
手紙社の運営するカフェやイベントの雰囲気が好きで、図書館の新刊本コーナーにあったので手に取った。元雑誌編集者の北島氏がどんな思考をしているのか知ることができた。本当に様々な思考錯誤を経てイベントが作られているのだなと感心した。出店者を公募制にせず全て自分たちの手で選んでいるのを知ってびっくり。よほどタフでストイックな人じゃないとできないと思う。常に3本の強い柱を立てる、アイデアは自分が見てきたものの組み合わせで生まれる、捨てる勇気を持つ、多数決は禁止など、編集者として学べることもまとめられていて良かった。2020/10/11
P太郎 ̄(=∵=) ̄
15
東京蚤の市に行った時、規模が大きくて全ての雑貨が可愛すぎて驚いた。アンティークの家具、作家の陶器、フェルトのオーナメント、凸版印刷のレターセット、北欧雑貨、ハーブの花束…欧州蚤の市の東京版。イベントがどうやって出来たのか不思議だった。手紙社の存在を知ったのはその時。素晴らしい作家さんと楽しいことをしたい、という熱意が伝わる。イラストは北澤平祐さん!2022/01/23
はるき
15
最近気になる「紙博」「布博」の運営者のお話。安全に楽しくイベントを運営するのは凄く大変。それを生業として、楽しんで続ける人がいることに感謝。2021/11/25
風地
11
最近、イベント担当に異動してしまい(若い頃にやって、向いていなくて散々だった)、悶々とした日々を過ごしていたところに、読友さんのレビューで出会った本。 チケットやフライヤーの写真を見るだけでもアイデアが湧く、インスピレーションを引き出す内容だった。なにより、楽しんでる様がものすごく伝わってくる。イベントが大好きな気持ちが行間からはみ出してる。イベント怖いと、頑なに目を瞑っていた私の心をばりばり開けてくれた。今でもふと怖くなるけれど、参加者が楽しめる仕掛け作りに気持ちを切り替えていけるようになったかも!2020/08/09
舟華
6
敬愛してやまない手紙社の本なので手に取る。当たり前だけどもみじ市、布博、紙博、その他のイベントが手紙社の人達の膨大なリサーチと経験によって支えられていることを再確認。やりたいことはとにかく声に出すことが大切。もっともっと応援していきたい。 ◆躊躇なくクラファンしたくらい好きで好きで仕方のない企業さん。2021/11/29