内容説明
思わず財布を開く魔法のルール。そのヒミツは「期待による幸福」+「過去の快感」にある。新手法「カスタマー・ハピネス」とは。
目次
第1章 買ってしまうってどういうこと?
第2章 「過去の快感の記憶」が鍵をにぎる
第3章 カスタマー・ハピネス
第4章 「過去の快感」がモノを買わせる―博報堂買物研究所・西村直久氏との対論
第5章 いかにして「快感情報」を仕込むか
第6章 「期待による幸福」という甘い蜜
著者等紹介
松本朋子[マツモトトモコ]
立命館大学産業社会学部卒。日経新聞系列の広告代理店で広告とデータベースサービスを担当したのち1996年に独立。主婦200名強を集めた調査会社「エムズネット」を立ち上げ、2004年にかけて「レシート調査」を実施。購買の事実と、なぜ買ったかという生々しい記録をデータベース化し、ここから、買い物の法則CH“カスタマー・ハピネス”を発見するに至る。1998年~2005年凸版印刷パッケージ事業本部とディレクター契約。2002年にはMplus,Inc.を設立し、調査、商品企画、販促企画、デザインディレクション等、コンシューマー・マーケティング全般を扱う。2006年(株)マーケティング・ハピネス設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ネシロ
0
「人は思考より先に手がでる。キラキラしたものが好き」には納得してしまう。論より感か。2013/12/22
くにひろ
0
子どもの頃好きだったものを絡めたり、キラキラしている感じにしたりする。たしかにそんなものを衝動買いしているし、そういうのが好きだわ。2022/11/11
へりお
0
ヴィジュアルやコピーなどの表現によって、過去の記憶を想起させ、幸福の期待感を抱かせることが重要である。なぜなら、購買行動と「過去の快感の記憶」は密接に関わっているからだ。過去の快感の記憶は、①子供の頃から、②遺伝子レベルで、③最近の快感の記憶の3つに分類され、特に遺伝子レベルについては、種の保存の観点からより強さを証明できる大物買いをする男の定例や、生命の保全の観点から、水や魚などの食べ物などキラキラしたものに注視しやすいと挙げられていた。2020/11/18