出版社内容情報
高齢者が病院を頼りすぎるから医療費は増加し、本来は不要な医療が生まれる。夕張の医療を改革した医師が作る、新しい高齢医療の形。
内容説明
今回初めて「患者」の立場になって、これまで見えてこなかった医療の問題点が浮かび上がってきました。皆さんには病院や入院、患者、現在の医療についてお伝えしていきたいと思います。今、地方が抱えている医療問題は「まちづくり」によって解決できるのです。
目次
第1章 高齢者医療がおかしい(余命3ヵ月の患者になった;医師としての知識;死を受容することの難しさ ほか)
第2章 夕張の「ムダ」を変える(公と義の開業医の父;ADHDだった私が医者になれたワケ;医療の歪みを変えていく ほか)
第3章 新しい地域医療のかたち(何でもやろうとする専門家はいらない;地域住民がまちづくりをしないといけない;自分がいなくても動く仕組みをつくる ほか)
著者等紹介
村上智彦[ムラカミトモヒコ]
1961年、北海道生まれ。医師。北海道薬科大学卒業。薬剤師免許取得、臨床検査技師免許取得、北海道薬科大学大学院薬学研究科修士課程修了。金沢医科大学医学部卒業。2006年から財政破綻した夕張市の医療再生に取り組む。専門分野は地域医療、予防医学、地域包括ケア。2009年、若月賞受賞。2012年、8月にささえる医療クリニック開設。2013年、4月に医療法人ささえる医療研究所「ささえるクリニック」を立ち上げ、理事長として岩見沢・栗山・ゆに・旭川周辺をささえている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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