ベスト新書<br> 千葉 地名の由来を歩く

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千葉 地名の由来を歩く

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  • サイズ 新書判/ページ数 302p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784584125359
  • NDC分類 291.35
  • Cコード C0226

出版社内容情報

千葉の意外に知らない歴史が地名によって詳らかになる!地名を辿って見えた、全国に広がる千葉の秘密!!

内容説明

全国6位、624万人もの人口を抱える以外と知らない千葉の歴史が詳らかに。

目次

第1章 地名で読み解く千葉県の真実(『更級日記』で追え!;なぜ船橋市に「習志野」があるのか?;リゾート地「稲毛」由来の謎;「流山」は赤城山と相馬市を結ぶ;成田山新勝寺の真実;印西市に「宗像神社」が集まったわけ;九十九里は紀州の人々によって開かれた;銚子に「木国会」がある理由)
第2章 現代都市名の秘密をさぐる(千葉市 開府八九〇年「千葉」の由来;市川市 真間の手児奈伝説;浦安市 ディズニーランドの町の歴史)
第3章 地名で掘り下げる千葉県の歴史(忌部氏はなぜ千葉県にやってきたのか;地名でたどる日本武尊伝説;地名でたどる源頼朝伝説;岐阜県と佐賀県に「千葉城」があるわけ)
第4章 千葉県の生んだ偉人の生地を訪ねる(日蓮 鎌倉仏教の大取り(鴨川市)
伊能忠敬 千葉県の誇る奇跡の人(佐原・九十九里町)
佐倉惣五郎 全国にとどろく義民伝説(成田市)
伊藤左千夫 『野菊の墓』を書いた成東の歌人(山武市))

著者等紹介

谷川彰英[タニカワアキヒデ]
1945年長野県松本市生まれ。ノンフィクション作家。東京教育大学(現筑波大学)卒、同大学院博士課程修了。柳田国男研究で博士の学位(筑波大学)を取得。千葉大学教育学部在任中に学生たちと地名を活用した授業を開発したことが、ライフワークとなった。筑波大学教授、理事・副学長を歴任するも、退職と同時にノンフィクション作家に転身し、第二の人生を歩む。テレビ・ラジオなどでも活躍。日本地名研究所所長を歴任、現在顧問。筑波大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

N島

11
僕的『千葉』学習本第二弾。地名に執着した構成だが、歴史や地勢など引き合いに出される知識がなかなかに興味深い一冊。作者の実地踏査のくだりが愉しげで微笑ましかったです。2017/06/20

roatsu

10
千葉各地の地理についてその由来から現状まで俯瞰できる面白い一冊だと思う。遠い昔より各地から先人が往来し、繰り広げられたドラマがあり、その結果として現在に至る地名や地域の特徴が形作られているのだと改めて感じる。これは千葉に限らず全国に言えるが。改めて地域という定点から見た自分たちの歴史を再発見する面白さ、日々何気なく触れているものに宿る先人達からの由来を確かめてみる姿勢の大切さを感じた。これからの時代、日本人が先祖と伝統から断ち切られた根無し草にならぬよう、こうした温故知新はますます重要なのではと思う。2017/05/25

北之庄

4
期待値が高かっただけに、やや残念な印象が拭えない。そう言えば1に歴史、2、3が無くて4に地理、公民は圏外ってな順番でしたわ、僕の関心の方向(笑)2017/04/29

河童

4
私が住む千葉県に、家康が鷹狩りに来たり源頼朝が来てたり、はたまた日本武尊(倭建命)が東征に来てたなんて驚き。各地の地名にその痕跡があって、それを知ると千葉をあらためて見直す気になりました。また成田山新勝寺の開所の由来を知って少し複雑な気にもなったです。2017/01/23

takoing

3
関西の友人の話を聞くと「歴史があるのぉ」と思ってましたが、千葉にもあるんだね、歴史って。 自分の家が家系図もないし、ばばは幼少時に両親(私の曾)を亡くしており、昔の言われを知らなかったので、根無し草的な感覚を持ってました。 これを読んで「なるほど」という部分と、「え~うちの地域は?」という部分があり。色々な名前には色々な由来があり、それらは昔から続いてきたものなんだ、ってこれを読んでしみじみ思いました。2017/04/08

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