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50歳からの教養力

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  • サイズ 新書判/ページ数 179p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784584124611
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0295

内容説明

人生の岐路に立ったとき自身を支える5つの力(知力―知りたい、学びたいと思う心、体力―衰える体力との付き合い方、胆力―厳しい現実を突破する力、ユーモア力―物事を楽しむ術、取捨選択力―何かを選び取るコツ)

目次

第1部 知力(私の読書遍歴;井伏鱒二から「古典を読め」 ほか)
第2部 体力(五十代でフルマラソンに挑戦;マラソンと禅 ほか)
第3部 胆力(五十歳知命、四十歳不惑、三十歳而立;三十代の胆力は、失敗してもいいと思えるか ほか)
第4部 ユーモア力(人間関係を円滑にする「ユーモア力」;部下が楽しいと自分も楽しい ほか)
第5部 取捨選択力(「既決袋」と「未決袋」;五十歳から再スタートする ほか)

著者等紹介

江上剛[エガミゴウ]
1954(昭和29)年、兵庫県生まれ。早稲田大学政治経済学部政治学科卒業後、旧第一勧業銀行(現みずほ銀行)入行。2003年に退行。1997年「第一勧銀総合屋事件」に遭遇し、広報部次長として混乱収拾に尽力。銀行員としての傍ら、2002年『非情銀行』で小説家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mitei

292
タイトルは50歳からと書かれているがどの年代でも読むべき1冊だと思った。教養として読むより著者の生き様を参考にするというスタイルだなと思った。2015/10/05

アキ

95
2014年初版。本棚整理目的で再読。著者は銀行員として勤務後、49歳で作家デビュー。日々何かを考え「哲学する」ことで「教養力」を身につけることが、「生きる力」を充実させることにつながると説く。「知力」古典と歴史に学びアイデアが出るのを待つ。「体力」50代でフルマラソンに挑戦。「胆力」五十代は「一に帰る」こと。自分を励ましてくれる言葉を持つ。「ユーモア力」人間一生懸命やっていれば、人間のおかしみが自然と出てくるもの。「死者選択力」50歳から再スタートする。あとがきで自身を振り返ることを読者にもすすめている。2022/07/17

pocco@灯れ松明の火

15
50歳になってから生き方を考えるのではなく、50歳にどうありたいかをイメージして生きていく指針をもって読むといいと思う本。50歳になった自分では、足りない部分が多すぎて、江上さんの様な人生観にいけないかもしれない。書かれて居る事はとても明瞭で分り易く、できるならそうありたいと思う50代の人生観。2015/10/08

NAOAMI

13
年に一冊読めばいい方の新書ですが、元旦から。今年49歳になるってことで、選んでみました。誰もがスマートフォンとか持つこと=外部記憶装置を使うことで、脳自体の記憶に頼らなくなっている。これだな、うん。  えっ、アル・ゴアさんの言葉か。えーっと、江上さんは49歳で銀行を辞めて作家になったんだな。知力・体力・胆力・ユーモア力・取捨選択力・・・まぁ、別に普通にあればえぇよなぁ。  今年もたっくさん本を読もう。2015/01/01

アドソ

12
小学生の頃から新聞に俳句投稿してたっていうあたりから既に追いつけないレベルだが、銀行員時代周りの人が不幸な死に方をしたり、謝罪会見したりと普通の人が真似したくてもできない、というかできればマネしたくないというような生き方をしている。それでいてもっと自慢げに書いてくれればツッコミようもあるものの、呆れるほどの聖人君子。こんなすごい人の生きざまを見て、一体何を学べばいいというのか。幼少期のお母上の教えが影響しているようだけれど、どうしたらそんな母親ができるのか、その手がかりはなかった。2015/11/12

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