内容説明
年金問題、増税、生活保護、格差社会、放射能、尖閣、竹島、北方四島…あぁ、日本、どこへ行く。日本が進む最悪の道、最善の道。
目次
第１章 私たちは、どうなるのか
第２章 最悪のシナリオは、第三次世界大戦
第３章 最善のシナリオは、世界政府の樹立
第４章 世界の人口爆発の抑制策
第５章 国と資本の狭いエゴの抑制策
第６章 人の狭いエゴの抑制策
第７章 東日本大震災があぶり出した日本の問題
第８章 日本の各年代層の動き
著者等紹介
堀田力［ホッタツトム］
１９３４年京都府生まれ。（公財）さわやか福祉財団理事長・弁護士。現在、東日本大震災の被災地を中心に地域包括ケアの町づくりを働きかけるなど福祉の分野で活躍中。また、政府の審議会委員なども務める。執筆活動も意欲的に行っている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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脳疣沼
1
ボランティアに利己的な精神を見て、だからこそ良いんだ、とするのはなるほどなと思うが、結構雑な論考が多い。例えば移民受け入れについて、大昔は移民が多かったと言うのだが、それは大昔が過ぎる。それに移民受け入れは発展途上国の人口抑制に貢献すると言うのだが、どんだけの量の移民を受け入れるつもりなのか？それでいて、シンガポールは学力を基準に受け入れているとして、移民政策の成功例にあげるのだから困る。しかも国民が人類愛を持てば世界政府ができるとか無意味なことを言う。そんな夢を持たないことこそ歴史の教訓ではないか。2017/03/12
yutaka
0
良いことが色々書いてあるけど、ちょっと理想的すぎるかな？と思う部分があった。特に、世界政府の実現は無理ではないかな。それと、公務員に対する期待が大き過ぎる感がある。2014/07/06
Humbaba
0
普通に生活をしていると、つい自分の手の届かない話は関係ないものとして処理してしまいがちである。確かに自分ひとりの力では解決できないかもしない。しかし、そうやって誰かがやってくれるだろうと期待しているだけでは、問題はどんどん根の深いものになってしまう。2013/05/26
nana yan
0
この年代の人にしては、感覚が若いな、と。よくある論ではなく、現実に即しているなという感想。ただ途中途中理想論だと思ってしまったのは、外交がこれを作り出せると思えないからか。2013/06/10
