内容説明
本書では日本が抱える領土問題をまず取り上げるが、後半では、アメリカによる「日本経済植民地化計画」を取り上げる。こちらは直接の領土問題ではないが、日本が経済的にアメリカに侵食される、という意味では「もう一つの領土問題」と言ってもいいであろう。いずれにしても国家にとっての死活問題である。まずはその認識と覚悟が大事で、その上で相手を騙してでも交渉を有利に進めようというくらいのずる賢さを持ち合わせていないと、到底勝負にならないのだが、今の日本政府では、はなはだ不安である。日本を守るためにどう考え、何をすべきか。
目次
第1章 領土の必須条件は「実効支配」(石原都知事の「尖閣諸島購入」発言;領海侵犯の船は撃沈するのが基本 ほか)
第2章 核武装こそ領土交渉の切り札(北方領土が奪われるまで;もしアメリカが共産主義の脅威を認識していたら… ほか)
第3章 アメリカは日本の「経済植民地化」を狙う(オレンジ計画とソ連の脅威;これからの敵は「日本経済」 ほか)
第4章 情報戦争に負けるな日本!(増税もアメリカに仕掛けられている?;「開国」という名の日本潰し ほか)
著者等紹介
田母神俊雄[タモガミトシオ]
1948年、福島県郡山市生まれ。67年、防衛大学電気工学科(第15期)入学。卒業後の71年、航空自衛隊入隊。地対空ミサイルの運用幹部として部隊勤務10年。統合幕僚学校長、航空総隊司令官などを経て、2007年、第29代航空幕僚長に就任。08年、民間の懸賞論文へ応募した作品が政府見解と異なるものであったことが問題視され、幕僚長を更迭される。同年11月3日付で定年退職。同年11月11日、参議院防衛委員会に参考人招致されたが、論文内容を否定するものでないことを改めて強調した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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