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ベスト新書
池波正太郎の江戸東京を歩く

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  • サイズ 新書判/ページ数 221p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784584123782
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0295

内容説明

鬼平、剣客、梅安がいま甦る!江戸情緒と名残を満喫させる池波作品の魅力が凝縮。写真106点、地図付き。

目次

第1章 上野、湯島、谷中
第2章 神田、お茶の水
第3章 四谷散歩
第4章 虎ノ門と芝・増上寺
第5章 高輪と泉岳寺
第6章 品川宿を訪ねる
第7章 目黒散歩

著者等紹介

常盤新平[トキワシンペイ]
1931年、岩手県生まれ。早稲田大学文学部英文科卒業。生島治郎氏の後任で「ハヤカワ・ミステリー・マガジン」編集長を務めたのち文筆活動に入る。ゲイ・タリーズ、アーウィン・ショーなどアメリカの現代文学やニュージャーナリズム作品を翻訳し、いち早く日本に紹介。87年に処女作の自伝的小説『遠いアメリカ』で第96回直木賞を受賞。洗練されたエッセイやマフィア研究家としても知られる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

夜の女王

23
どこかで聞いたような話だなと思いつつ読了。読メ見て再読だったことに気付く(笑)。ここに紹介してる場所は雉子神社と東海寺以外全部制覇していた。このコロナ禍が過ぎたら、次は池波グルメの跡を追いたいな。常盤氏の文章を読んでいると、「剣客商売」や「鬼平」の情景が史実のように思えてくるから不思議(鬼平は実在の人物だが)。いかに史料を調べていようと、池波氏も最後は想像力で書いていたと思うのだが、それが実際の景色のように思えるのは、やはり筆力だろう。池波小説がまた読みたくなてきた。2020/05/07

夜の女王

19
池波作品ゆかりの街歩きエッセイ。谷中~品川までのほぼ山の手線の内側編。行ったことある場所ばかりなので、楽しくあっという間に読了。不忍池に「カナリアの碑」があるとか、小兵衛の道場が鮫河橋ではなくJRの線路の北側だとか、ちょっとしたトリビアだった。特に「竹むら」の揚げ饅頭に(笑)!仲間と飲んだ池波氏は「そのあとに、われらの真の目的があるわけで、揚げ饅頭は白粉の匂いのする生きものの口へと入ってしまう・・・」と書く(笑)。末広町花ぶさでランチして、山の上ホテルで先生の絵を眺めながらお茶して、揚げ饅頭を土産にしたい2018/06/25

yuzuriha satoshi

2
池波正太郎シンパの作者による鬼平、梅安、小兵衛の歩いた江戸 『剣客商売』文庫版の全巻解説を担当した作者だけにもっと新しい視点を期待したのだが でも知らなかったこともいくつかあった 実際に歩こうと思う人用の軽く楽しめる歴史ポイントガイド2012/11/29

大川 宏

1
池波ファンとしては新刊はないから、こういう本でも読みたくなる。しかし、こういう商売は池波が喜ぶとは思えない。2012/12/15

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