内容説明
ビジネスやスポーツで素晴らしい組織をつくりあげる人、成功を収め、高い確率で勝利に導く人となるためには、人間の脳の仕組みについて知っておいてほしいと私は思います。といっても難しいことではありません。人間の行動や気持ちをつかさどり、知能や才能を発揮する脳の仕組みを知っておきましょう、ということなのです。この世の中の科学や文化やビジネスは、人間の脳が考え出したもの。脳の仕組みがわかれば、人間はその知能や才能を十分に発揮できるはずです。「勝負脳」とは私が名付けた言葉で、人間の本能の求めに応じて行動できる「勝つため」の知能です。本書ではリーダーにとって必須の「勝負脳」を解き明かしていきます。
目次
第1章 まずは、「脳のこんな仕組み」を知っておこう
第2章 勝つためには「勝負脳を知る」必要がある
第3章 生き残るリーダーの条件「自分に勝つ力」とは?
第4章 「理解する力」を深め、一〇〇%判断を誤らない!
第5章 「指導者としてのカリスマ性」を身につける!
第6章 リーダーが必ず持っている「独創的思考能力」とは?
第7章 なぜ「人間力」がリーダーにとって不可欠なのか?
第8章 「過去の体験や訓練を活かす力」のために…
エピローグ これからの時代に求められる「勝つ」リーダーの姿
著者等紹介
林成之[ハヤシナリユキ]
1939年富山県生まれ。日本大学医学部、同大学院医学研究科博士課程修了後、マイアミ大学医学部脳神経外科、同大学救命救急センターに留学。1993年、日本大学医学部附属板橋病院救命救急センター部長に就任する。日本大学医学部教授、マイアミ大学脳神経外科生涯臨床教授を経て、2006年、日本大学総合科学研究科教授。2008年、北京オリンピックの競泳日本代表チームに招かれ、「勝つための脳」=勝負脳の奥義について、選手たちに講義を行い結果に大きく貢献する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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