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ビジネス“勝負脳”―脳科学が教えるリーダーの法則

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  • サイズ 新書判/ページ数 222p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784584122068
  • NDC分類 336.3
  • Cコード C0230

内容説明

ビジネスやスポーツで素晴らしい組織をつくりあげる人、成功を収め、高い確率で勝利に導く人となるためには、人間の脳の仕組みについて知っておいてほしいと私は思います。といっても難しいことではありません。人間の行動や気持ちをつかさどり、知能や才能を発揮する脳の仕組みを知っておきましょう、ということなのです。この世の中の科学や文化やビジネスは、人間の脳が考え出したもの。脳の仕組みがわかれば、人間はその知能や才能を十分に発揮できるはずです。「勝負脳」とは私が名付けた言葉で、人間の本能の求めに応じて行動できる「勝つため」の知能です。本書ではリーダーにとって必須の「勝負脳」を解き明かしていきます。

目次

第1章 まずは、「脳のこんな仕組み」を知っておこう
第2章 勝つためには「勝負脳を知る」必要がある
第3章 生き残るリーダーの条件「自分に勝つ力」とは?
第4章 「理解する力」を深め、一〇〇%判断を誤らない!
第5章 「指導者としてのカリスマ性」を身につける!
第6章 リーダーが必ず持っている「独創的思考能力」とは?
第7章 なぜ「人間力」がリーダーにとって不可欠なのか?
第8章 「過去の体験や訓練を活かす力」のために…
エピローグ これからの時代に求められる「勝つ」リーダーの姿

著者等紹介

林成之[ハヤシナリユキ]
1939年富山県生まれ。日本大学医学部、同大学院医学研究科博士課程修了後、マイアミ大学医学部脳神経外科、同大学救命救急センターに留学。1993年、日本大学医学部附属板橋病院救命救急センター部長に就任する。日本大学医学部教授、マイアミ大学脳神経外科生涯臨床教授を経て、2006年、日本大学総合科学研究科教授。2008年、北京オリンピックの競泳日本代表チームに招かれ、「勝つための脳」=勝負脳の奥義について、選手たちに講義を行い結果に大きく貢献する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAKAPO

20
2010年2月に読んだ『ビジネス<勝負脳>』を再読しました!林成之先生は「脳は『生きたい』『「知りたい』『仲間になりたい』という三つの欲求を持っている」と仰います。また脳は具体的な「目標」がないと動けないそうです。つねに「目標は何か」を意識し、それを実現するにはどうしたらいいのか、という具体的な「目標」のプロセスに集中する習慣が大切で、知識を物語の絵や図にして表現すると知識の定着と豊かな発想につながる。とのこと。この本を読んで、脳の特性を知り、自分のポテンシャルを余すところなく引き出せるようになろう!2015/07/19

odaken

9
1点だけ。目標を決める際に期限を決めるとあるが、「期限を守らなければならない」、「期限のために~をしなければならない」となってしまうようでは脳への否定語となってしまう。やり方は人それぞれであるため、本書を参考に自分に良い部分だけ取り入れるほうが賢明である。2014/08/13

piro

6
知識を物語の絵や図にしてまとめる、二つ以上の専門性を磨くなど、非常に役に立つ情報が書かれてあった。やはり人間性を磨かないと、よいリーダーにはなれない。2015/04/05

B.J.

5
●この世の中の仕組みや構造は、全て人間の脳が考え出したことをもとにして造られている。 :社会システムの有様は、人間の脳の仕組みを広げて可視化したもの。 ●目的とは最終的に到達したい成功のイメージのことで、目標とはその目的を達成するために、 具体的に何をするのか、ということ。 ●夢は目的と言い換えてもいい。設定した「目的」が夢やロマンに満ちあふれていればいるほど、「目的」達成に対するモチベーション は上がる。・・・本文より2020/03/17

ユーユーム

3
本書に記載されていることの全てに納得がいったわけではないが、新しい知識を得たときにはそれを一枚の絵にするという方法は、理解を深めて記憶を定着させるという点でかなり使えるのではないかと思う。2014/09/08

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