ベスト新書
コスプレ女子の時代

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  • サイズ 新書判/ページ数 182p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784584121801
  • NDC分類 367.21
  • Cコード C0236

内容説明

今の若い女性は、デジカメを買って最初に撮影するのは自分自身だという。それだけ彼女たちにとって自分を撮影するのが普通になっているのだ。撮影の技術、ポーズの付け方など様々な要素を利用していけば、元の素材よりも可愛い「自分」を撮影することができる。それはデジカメで撮った自分だけではない。若い世代にとっての外見そのものが「コスプレ」、つまり自分を素材にして作り出す「作品」なのだ。そして、女性たちは、恋愛よりも、この「コスプレ」に夢中なのである!メガネっ娘から、ヒルズOLまで。現代女子生態の基礎知識。

目次

第1章 自己演出が必要な時代
第2章 「ツンデレ」はモテないのか
第3章 メガネの効用
第4章 イマドキの「コスプレ」な日常
第5章 疲れは、プチ引きこもりで癒す
第6章 自分を愛するための自分づくり
第7章 アンケートに見る「コスプレ女子」の素顔

著者等紹介

杉浦由美子[スギウラユミコ]
1970年埼玉県生まれ。大学卒業後、会社員・派遣社員を経て、フリーランス記者・ライターとなる。『婦人公論』(中央公論新社)などの雑誌やWEB上で、女性向けコンテンツ、流行現象、ビジネス等についての取材・執筆を幅広く行っている。現在はケータイ文化に関する取材に力を入れている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

としP

22
昔と異なり、女性は「結婚=経済的安定」とはいかない。言うまでもないが、終身雇用・年功序列の崩壊、最近では、ブラック企業、格差の拡大がその理由としてあげられる。女性も「社会(会社)の中で役立つ人間」をコスプレせざるを得ない。ライフスタイルの多様性をとれない。せめて、外見面での多様性を。自分の美意識(価値観)を重視。他人(特に男性)の評価ではなく、自分で自分をカワイイと思えるファッション。自分で自分を愛せる外見。過剰な自己プロデュースをコスプレ感覚(ライトな感覚)で行う女子。それが「コスプレ女子」なのである。2017/07/16

きょん

13
若い世代は「自分大好き」だが、自分をきちんと客観視して自身をプロデュースしている、という。誰でも場面に寄って自分の立ち位置やキャラクターを使い分けてはいるが、それをコスプレ感覚で行う世代がいる。面白いけど内容がすでにちょっと古いかな?本書が本質論ではなく現象論を取り上げているからだろうか。2014/09/18

しげ

8
「女性たちは自分を愛するために、自分が愛せる外見を作っていく」という言葉を読むためだけの一冊でした。新書というより、インターネットコラムのような軽い感じでした。息抜きに読むにはいいかも。2013/10/23

Katsuaki Mori

1
2016/04/11-2016/04/122016/04/12

kotominn

1
予想していたよりはマシだったかな。自己愛が強くすることが一種の防衛というのはわかる。ただ筆者との世代差による違和感かなと思うところもあり、本質の手前をうろちょろするに終わった感も。2012/04/07

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