内容説明
「総下流時代」から「1億浪人時代」へ。今後、安定的な正規雇用たるサラリーマンは一部の管理職を除いて消滅する。唐突に聞こえるかもしれないが、決して笑い事でも絵空事でもない。冷たい現実である。はっきりしたことは、景気が上向こうが下降しようが、今後の日本では格差社会化が進展し、雇用の質は改善されるどころか、サラリーマン社会自体が崩壊するということである―。
目次
第1章 なぜリマ族は消滅するのか?(サラリーマンとは何者か?;崩壊するサラリーマン社会 ほか)
第2章 自分の面倒は自分で見る―労働ビッグバン(いつでもクビにできる制度;オーナーシップ社会の到来 ほか)
第3章 ホワイトカラーの崩壊が始まった(ホワイトカラー・エグゼンプションとはなにか?;ホワイトカラーの仕事はすでに海外へ流出 ほか)
第4章 誰もいわない老後の現実(正規雇用を嫌う人もいる;家庭崩壊の裏返し ほか)
第5章 エリートが消滅する日(すべてのホワイトカラーは滅びる;もはやエリートは存在しない ほか)
第6章 サラリーマンよ覚悟を決めよ(暗い話ばかりではない―ニュー・リッチの誕生;多様なライフ・スタイルの誕生 ほか)
エピローグ 日本人らしく世界で生き抜く術
著者等紹介
藤井厳喜[フジイゲンキ]
国際問題アナリスト。1952年東京都生まれ。1977年早稲田大学政治経済学部政治学科卒業。同年から1985年までアメリカに留学。モレアモント大学院政治学部修士課程を経て、ハーバード大学政治学部大学院博士課程修了。同大学院助手、同大学国際問題研究所研究員。現在、株式会社「ケンブリッジ・フォーキャスト・グループ」代表取締役、拓殖大学客員教授、警察大学校専門講師、モンゴル国際経済商科大学客員教授、日米保守会議理事・事務局長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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