内容説明
本書では、幕末維新期の重要事件にまつわる“もしも”を設定してみた。計20項目をあげ、ちょっとした状況の変化により、現実の歴史でもありえた“もしも”を選択し、現実の歴史とは違う以後の展開をシミュレーションしてみた。
目次
幕末前史―なぜ、幕府は構造改革に失敗したのか?
黒船来航―なぜ、幕府は不平等条約を締結したのか?
日本開国―なぜ、幕府はアメリカの砲艦外交に屈したのか?
権力抗争―もしも、徳川慶喜が十四代将軍に就任していたら?
条約締結―孝明天皇は、異人嫌いではなかった!?
大老襲殺―なぜ、井伊直弼は桜田門外で暗殺されたのか?
雄藩躍動―なぜ、島津斉彬は率兵上洛を実行しようとしたのか?
薩会提携―なぜ、尊攘派は八・一八政変に敗れたのか?
危機一髪―もしも、桂小五郎が池田屋で殺害されていたら?
幕権凋落―第二次長州征伐の敗北は、幕府瓦解の第一歩だった!?〔ほか〕
著者等紹介
外川淳[トガワジュン]
1963年、神奈川県川崎市生れ。早稲田大学第一文学部日本史学科専修卒。歴史雑誌の編集者を経て、現在、歴史アナリスト。中世から近代の軍事史を得意分野とする。執筆・講演・テレビなどで活躍中
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