幸福学×経営学―次世代日本型組織が世界を変える

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幸福学×経営学―次世代日本型組織が世界を変える

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  • サイズ B6判/ページ数 223p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784862573544
  • NDC分類 335.1
  • Cコード C0034

出版社内容情報

「幸福学」を実際の経営でどう活かすのか。社員の幸せが会社の成長につながる、これからの日本型経営のあり方を提案する革命の書!企業経営で一番大切なことは
儲けることですか?
働く人の幸せですか?

「会社が儲からなければ、社員を幸せにすることもできない」という場合、
利益の追求による業績向上が「原因」で、社員の幸せ実現はその「結果」ということになります。
“逆”の因果関係は、本当にありえないのでしょうか。
つまり、働く人の幸福自体が企業や社会の成長の源泉であり、
社員が幸せになるほど、それが原因となって結果、
会社の業績も伸び、組織全体が強くなっていくというような…。

過酷なビジネス環境では、そうした発想は、現実離れした夢物語でしょうか。
“うますぎる話”なのでしょうか。

いいえ。そんなうまい話が、じつは、あるのです――。

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今、話題の「幸福学」を、実際の会社の経営に落とし込み、
これからの経営、組織のあり方を探る本。

「社員の幸せを追求した方が、会社の業績を伸ばすことができる」。
その実例を示しながら、幸福学と経営学の、2つの理論を融合させた新しい日本型経営のあり方を提案する革命の書!

1章 幸福学で経営が変わる (前野隆司)

第1節 なぜ幸福を研究するのか
 ■SNSで“炎上”した、幸福に関するひとつの質問
 ■「それ、何の役に立つの?」――科学技術の進歩に疑念
 ■幸せの姿は多様でも、幸せに至るメカニズムは共通
第2節 知っておくべき幸福学の基本
 ■幸せの定義
 ■幸せを測る
 ■何が人を幸せにするのか――地位財と非地位財、フォーカシング・イリュージョン
第3節 幸福になるメカニズム――幸せは4つの因子から
 ■因子分析とは何か
 ■やってみよう! ありがとう! なんとかなる! ありのままに!
 ■大切なのはバランスと全体
第4節 社員を幸福にする「ホワイト企業」の秘密とは
 ■働く人の幸福こそ企業や社会の成長の源泉
 ■ESは時代遅れ!? 業績は社員幸福度に比例する
 ■やりがいという“幸せの青い鳥”を探して
 ■いきいき、のびのび、すくすく――ホワイト企業の3つの因子
 ■ホワイト企業はブラック企業よりも儲かるのか


2章 働く人の幸せを追求する ホワイト企業大賞受賞企業の物語

■西精工株式会社
 社員の幸せを追求した大家族主義的経営で
 「人生最後の日まで出社したい」と思われる会社に
■ぜんち共済株式会社
 「社長はいてもいなくても同じ」と言われるほどの
 オープンでフラットな風通し経営
■有限会社アップライジング 
 「人の成長が何よりうれしい」
 会社は家族に誇れる人間力大学校
■ダイヤモンドメディア株式会社
 人が本来持つ力を引き出す
 上司も部下も理念もないホラクラシー経営


3章 これまでの経営学 これからの経営学 (小森谷浩志)

第1節 経営学とはどんな学問か
 ■経営学の出発点 「テーラーイズム」
 ■経営学の系譜
 ■経営学が生んだ3つの病
第2節 これからの経営学はどこに
 ■存在を掘り下げる経営
 ■利を追わない経営
 ■苦悩を味わう経営
 ■これからの経営学に向けた4つのヒント


4章 ホワイト企業への道 ――The White Company Way (天外伺朗)

第1節 ホワイト企業とは
 ■ホワイト企業=社員の幸せ、働きがい、社会貢献を大切にしている企業
 ■ホワイト企業大賞の発足
 ■ホワイト企業を目指して歩き続けるために
第2節 日本型経営の再発見
 ■自由闊達だったソニーがアメリカ流合理主義的経営で凋落するまで
 ■フロー経営を生んだ日本型経営
 ■日本型経営の本質をとらえたアベグレン
 ■日本独自の経営を探求し、世界をリードしていく
第3節  ホワイト企業大賞の概要
 ■ホワイト企業への道をともに歩む、ホワイト企業大賞の活動
 ■第1回から4回までのホワイト企業大賞 表彰企業

前野 隆司[マエノタカシ]
著・文・その他

小森谷 浩志[コモリヤヒロシ]
著・文・その他

天外 伺朗[テンゲシロウ]
著・文・その他

内容説明

かつては、企業が社員を不幸にすることで競争に勝てる時代がありました。しかし、それはもう限界です。逆に、これからは、働く人を幸せにできる企業しか生き残れない―。この本で描かれている、最新の幸福学の研究でわかってきたことと、ホワイト企業の先進的な取り組みや改革のエピソードを読めば、時代の変化をはっきりと実感できるでしょう。

目次

1章 幸福学が経営を変える(なぜ幸福を研究するのか;知っておくべき幸福学の基本 ほか)
2章 働く人の幸せを追求するホワイト企業大賞受賞企業の物語(西精工株式会社(徳島県徳島市)―社員の幸せを追求した大家族主義的経営で「人生最後の日まで出社したい」と思われる会社に
ぜんち共済株式会社(東京都千代田区)―「社長はいてもいなくても同じ」と言われるほどのオープンでフラットな風通し経営 ほか)
3章 これまでの経営学 これからの経営学(経営学とはどんな学問か;これからの経営学はどこに)
4章 ホワイト企業への道―The White Company Way(ホワイト企業とは;日本型経営の再発見 ほか)

著者等紹介

前野隆司[マエノタカシ]
慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント(SDM)研究科教授。1962年、山口県生まれ。東京工業大学卒、同大学修士課程修了。キヤノン入社後、カリフォルニア大学バークレー校客員研究員、ハーバード大学客員教授、慶應義塾大学理工学部教授等を経て、2008年より現職。博士(工学)。研究領域は、幸福学、システムデザイン・マネジメント学、イノベーション教育と幅広い

小森谷浩志[コモリヤヒロシ]
博士(経営学)、株式会社ENSOU代表取締役、株式会社ジェイフィールコンサルタント。神奈川大学経営学部国際経営学科講師。ニッカウヰスキー株式会社入社、営業にてトップの業績を残す。その後、アサヒビール株式会社のコンサルティング会社の設立に参画、コンサルタント育成体制を構築。現在は“生命が喜ぶ経営”をテーマに活動。自覚の方法論として東洋の智慧、特に禅の基本テキスト「十牛図」に着目、マネジメント・コミュニティを中核とした組織開発、個の可能性の開花にアプローチするワークショップを展開している

天外伺朗[テンゲシロウ]
1964年、東京工業大学電子工学科卒業後、42年間ソニーに勤務。CD、ワークステーション「NEWS」、犬型ロボット「AIBO」などの開発を主導した。上席常務を経て、ソニー・インテリジェンス・ダイナミクス研究所(株)所長兼社長などを歴任。現在、ホロトロピック・ネットワークを主宰、医療改革や教育改革に携わり、瞑想や断食を指導し、また「天外塾」という企業経営者のためのセミナーを開いている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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izw

9
前野隆司「幸せのメカニズム」を読んで前野先生が「幸福学」を研究している認識がある中、天外伺朗さんの講演を聞いた後、本書が書店の棚に平積みされていて思わず買ってしまったのですが、しばらく積読していました。今月「パーパスマネジメント」「幸福優位」という「幸福」をテーマとした書籍を読んだのをきっかけに、読みました。ホワイト企業大賞を受賞した4つの企業の物語を始め、いくつかの企業の取組が紹介されていますが、それぞれ非常に面白い。社員の「幸福」を考えた経営が如何に大切かを考えさせられます。2018/10/29

Katsuto Yoshinaga

8
会社の読まされ本。正直つまらなかった。ただ、勤務先で何か感想を求められると困るので、メモ代わりに、私の批判点を記したい。■ナントカ因子と称して、分析したようなことが書かれているがデータの根拠や出どころが怪しく、ネーミングが気持ち悪い■年収75000ドル以上の人は、給料よりやりがいみたいなことを求めるって、そりゃ75000ドルは結構いい給料だぞ■いい会社としてサンプルにあげられている企業は非上場の中小規模の会社である。そりゃ、自由度は高いに決まっている。(コメに続く)2018/08/05

Hiroo Shimoda

6
企業には優秀な人材が1,000人も10,000人もいて、どうしてブラックだハラスメントだ、そんなものが課題のままなのか?従業員をただの数字にしてしまっているままにしてはいけない。従業員の幸福度を中計に織り込むくらいの気概があってもいいかもしれない。2019/06/27

iwtn_

4
オススメされて購入。最初は良かった。なかなか曖昧な幸福について定量的と言っても良いぐらいデータ(1500件のアンケート)から因子分析という手法でその因子を4つにまとめており、参考になったし妥当だとも思った。しかし、そこから後の記述は特に裏付けの無い話が続く。またホワイト企業という言葉は、ネットのほうが出てきたのは早かったように思う。たぶん、あまり大きな企業だと使えない手法?なんだと思われる。幸福の4つ、ホワイト企業の3つの因子は、表現に拘らなければ有用だと思われるので、そこに興味があれば読むのは良さそう。2023/03/13

Koki Miyachi

4
幸福学という概念を初めて知った。会社利益よりも従業員の幸福を追求するという考えだ。大いに共感するが、やはり経営者の考え方ひとつである点が難しい。大企業が持続的に持ち続けるのは難しいかもしれない。日本型組織にはそれを受け入れる素地があるという視点は新鮮だった。2022/05/11

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