出版社内容情報
2004年の球界再編騒動の末にはかなく散った球団「大阪近鉄バファローズ」の思い出。記録より記憶に残る球団として今なお語り継がれる「猛牛」の情景を時代の証言者と共にお伝えする。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ma-bo
45
近鉄バッファローズ10.19。40代以上の野球ファンなら必ず知っているであろう試合。 過去にも多く雑誌の特集や書籍の題材として語り継がれて来ているのだけど、今まで目にする事のなかった大石選手、新井選手、吹石選手、吉田(剛)選手等のベテラン、脇役へのインタビュー記事が非常に良かった。多くの人が優勝が無くなった裏の守りで点を取られたくなかった(負けたくなかった)と言われていたのが印象的。それが10.19を伝説にたらしめたのだ。翌年の優勝に繋がったのだ。2020/11/29
赤い肉球
13
涙無しでは読めない。仕事終わって速効で球場に向かったあの頃が懐かしい。あの日から32年?そんなに経ってしまったんだなぁ。10.19は特別な日。近鉄という球団を愛するファンが未だに多数いることを思わせてくれますね。2020/10/28
津野1号
4
阿波野秀幸投手好きなんです。2024/02/17
tnyak
4
球団は消滅したが、私は、生涯近鉄バファローズのファンだ。そして、10.19の悲しみと感動は、終生忘れない。2022/08/21
Jun Masuno
4
10.19本を読む 私がみた試合の中でも今後も超えることがないだろうダブルヘッダー これで一生近鉄から離れられなくなった 最後に彼らがシーズンオフ、草野球チームをつくり楽しんでいたというオチ しびれました このチームの精神を引き継ぐ球団が消滅したことがつくづく残念2021/01/17