出版社内容情報
ベースボール・マガジン社が贈る「プロ野球 球団ドラマシリーズ」の第6弾! 今回登場する球団は、鮮烈な記憶と確かな足跡を残した「近鉄バファローズ」。大阪で誕生し、決して強くはなかったが個性にあふれ、多くのファンに愛され続けた。10.19の悲劇、無念を晴らす2年がかりの栄冠、3連勝4連敗を喫した日本シリーズ、空前のトルネード旋風を巻き起こした野茂英雄の台頭まで。魔術師・仰木彬が監督を務めた、天国と地獄を味わった激動の1988年~1992年の筋書きのない人間ドラマと「真実」を関係者の声を織り交ぜながら紡ぐ。
内容説明
天国と地獄を味わった仰木近鉄の真実。10.19の悲劇、2年越しのリーグV、ブライアント4連発、日本シリーズ3連勝4連敗、野茂英雄の台頭まで。仰木近鉄の5年間とは何だったのか。ドラマチックに彩られた、熱き猛牛戦士たちの記憶。
目次
第1章 猛追
第2章 悲劇
第3章 奇跡
第4章 魔術
第5章 痛恨
第6章 希望
第7章 阿波野秀幸インタビュー
著者等紹介
安藤宏樹[アンドウヒロキ]
1962年生まれ、愛知県出身。日刊スポーツ新聞西日本記者。1988年、89年は近鉄バファローズ担当。野球部長、編集局次長などを経て、現場で取材活動を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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赤い肉球
8
あの日から何年経ったのか。引き算することに意味が無くなったのでしてないけども。今はさほど興味が無くなってしまったので良く知らないんだけど、これだけ個性的な球団があるのかな。じゅってんいちきゅうは勿論、翌年の西武球場の4打席連続アーチは決して忘れない。2024/10/05
birdie-birdie
2
おそらく一番印象に残る球団であろう。今の時代からは、考えられないくらい自由奔放でやりがいのある組織だったのではないだろうか。ここに登場する選手の名前、全てが懐かしく、プレーも蘇ってくる。まだ、近鉄が弱かった時代からずっと応援し続けた身としては、あの、10.19は一生忘れられない1日となった。勝つことにのみ執着する野球とは一線を画す見ている人たちに感動を与える野球チームを忘れない。私の部屋には、猛牛マークのバッファロー帽子が飾ってあります。 2024/10/11
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