内容説明
人を倒すことができれば、人を起こすこともできる。逆転の発想が生み出した介護革命。ベッドでの体位交換から、転倒防止、ベッド⇔車椅子⇔トイレの移動まで。誰の身にも2025年問題が訪れる時代だからこそ、介護職従事者のみならず、一般の方も、医師も、誰でも、知るだけで簡単にできるテクニックを、今ここに!
目次
第1章 少林寺拳法の技法を活かす(崩し;鈎手の理 ほか)
第2章 介護技術の実践 転倒予防編(座位を保持して転倒を防ぐ;立位を保持して転倒を防ぐ ほか)
第3章 介護技術の実践 ベッドまわり編(寝返りを介助する(体位交換)
側臥位を保持する ほか)
第4章 介護技術の実践 床・トイレ編(床に座る、床から立ち上がる;トイレで座る、立つ ほか)
第5章 介護技術の実践 車いす編(車いすの操作と介助の基本;車いすの移乗を介助する ほか)
著者等紹介
宗昂馬[ソウコウマ]
少林寺拳法第三世師家、少林寺拳法グループ代表、一般社団法人SHORINJI KEMPO UNITY代表理事、少林寺拳法世界連合会長。1985年、少林寺拳法創始者・宗道臣(そうどうしん)の長女・宗由貴の次男として生まれる。高校卒業後、イギリスおよび米国ペンシルベニアに留学し、2006年4月に帰国。2009年、一般社団法人SHORINJI KEMPO UNITYに入所。その後、金剛禅総本山少林寺責任役員、同副代表、学校法人禅林学園理事・評議員、専門学校禅林学園副校長、一般財団法人少林寺拳法連盟理事、一般社団法人SHORINJI KEMPO UNITY理事、同専務理事、少林寺拳法世界連合理事、少林寺拳法グループ副代表等を経て、2020年1月、宗由貴少林寺拳法第二世師家より少林寺拳法師家を承継し、第三世師家となる
根津良幸[ネズヨシユキ]
埼玉医科大学客員教授、株式会社ONE TO ONE福祉教育学院代表取締役。1996年に社会福祉法人を設立。特別養護老人ホーム統括施設長、デイサービスセンター長、グループホーム統括施設長に就任する。介護認定審査会委員、老人福祉施設連絡協議会会長、高齢者虐待防止委員会委員を歴任。自身が脳梗塞に倒れ、介護・リハビリ生活を送った中で、自分たち家族が生きるための術として編み出した介護テクニックを腰痛で悩む介護現場職員や介護を必要とする家族のために公開し始め、年間5000名を超える日本一受けたい講座の講師として活躍中。また、埼玉医科大学で必須科目となっている講義や、埼玉医科大学国際医療センターで新任ドクターに対するコミュニケーションの講義・指導を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。