内容説明
アメリカ球界に浸透したフライボール革命を実践するためのメソッド。スタットキャストで収集したビッグデータの研究が進み、ゴロよりもライナーやフライの方が好結果につながるという傾向が明らかになってから、メジャーリーグではアッパーのスイング軌道が主流になっている。理に適ったスイング軌道とは?身につける方法から補助トレーニングメニューまで紹介する!
目次
第1章 アッパーのスイング軌道とフライボール革命(理想はボールの軌道に対してバットを水平に入れること;さまざまなデータを瞬時に弾き出すことで野球界を変えた解析システム「スタットキャスト」 ほか)
第2章 スイングのメカニズム(打撃動作は回転運動と並進運動の組み合わせ 並進運動に頼ると確率が落ちる;スイングの前半に垂直回転を行うことでバットをアッパーのスイング軌道に入れやすくなる ほか)
第3章 理想的なアッパーのスイング軌道を身につける(ウエイトトレーニング;エクササイズ)
第4章 理想的なアッパーのスイング軌道を身につける(初めてアッパーのスイング軌道を採り入れる人へ;技術練習ドリル)
第5章 さらなる技術向上のために(昔の常識・今の非常識 新しいこともうまく採り入れる;専門用語への解釈のズレを踏まえその人に合った言葉を選ぶ ほか)
著者等紹介
立花龍司[タチバナリュウジ]
1964年7月3日生まれ。大阪府出身。幼少期に野球を始め、投手としてプレーする。中学時代にはボーイズ・リーグの日本代表に選出。浪商高校(現・大阪体育大学浪商高)や大阪商業大学でも野球部に所属した。卒業後の87年、在学中から学んでいた天理大学でスポーツ医科学の単位を取得。さらに同年、ダイナミックスポーツ医学研究所へ入所。トレーニングやアスレチックリハビリテーションの実践を学ぶ。89年、近鉄バファローズのコンディショニングコーチに就任。94~96年には千葉ロッテマリーンズ、97年にはニューヨーク・メッツのコンディショニングコーチを務め、日本人として初めてメジャーリーグのコーチとなった。98年にコンディショニングディレクターとして、ふたたび千葉ロッテに入団。2000年に退団し、01年からは大阪府堺市の阪堺病院SCA(ストレングス&コンディショニングアカデミー)を主宰。また筑波大学大学院でスポーツ医科学の修士課程も修了。06年には東北楽天ゴールデンイーグルス、07~09年は千葉ロッテでヘッドコンディショニングコーチ。11年より治療院併設型のジム「タチリュウコンディショニングジム」をプロデュース。千葉・習志野本店、大阪・熊取店、大阪・泉佐野店の3店舗を展開。同時に高校、大学、社会人の指導にも携わっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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