内容説明
バスケットボールの家庭教師として絶大な信頼を得る著者によるシリーズ。第二巻のテーマは「戦術と戦略の核心」。見やすいコート図やイラストとともに戦術と戦略を徹底解説。
目次
1 バスケットボールを構成する要素
2 スペーシングの基本
3 オフェンスの戦略
4 オフェンスの戦術
5 ディフェンスの成長戦略と技能
6 ディフェンスの戦術
7 ディフェンスの戦略
8 コンバージョンの戦術戦略
著者等紹介
鈴木良和[スズキヨシカズ]
1979年生まれ、茨城県出身。千葉大学大学院在学中の2002年に「バスケットボールの家庭教師」の活動を開始。株式会社ERUTLUCを立ち上げた。ジュニア期コーチングの専門家。日本バスケットボール協会公認C級コーチ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゲオルギオ・ハーン
21
バスケットボールの戦術が知りたくて読んだが、著者が主に子供たちを指導する方のため、指導論的な面もあって思わぬ面白さもあった一冊。著者が理論家であることもあり、数字による解説(例:一人の守備カバー範囲を5m×2m)と攻守の戦術のポイントはなにかで、練習時間=戦術のレベルアップではないと効率性が念頭にあるのも良い。ドライブやカッティングを仕掛ける相手を外側へ逃がすように仕向ける。特徴だと思ったのが攻撃にかける時間の短さ、10~15秒もあれば1回の攻撃が出来るというのはけっこう刺激的だった。2022/06/05
Yutaka Matsuzawa
7
自分の中でBリーグブームが起きているので読んでみた。小中学生ジュニア世代の指導者向けに書かれた本だが、ただ観るだけの私にも図説多めで分かりやすく楽しく読めた。バスケは狭いコートで選手がゴチャゴチャ動くスポーツなのだが、早い動きのなか一人ひとりがこういうコンセプトで動いているのかと理解出来、観戦スキルがアップした気がする。これからはBリーグ選手の何がどう凄いのかを説明出来ると思うので、はやく誰かと観戦に行きたい。行った人は迷惑だと思うが...2018/05/03
しんえい
1
リバウンドやルーズボール、セーフティetc.....当たり前の動き一つ一つの意義を確認させることが有効かもしれない。オフェンスもディフェンスもメインコンセプトを決定して練習させることが大切。DDMOとマッチアップゾーンを使おう。明星大学男子バスケ部がやってるやつ。バスケ指導も論理的にやっていくべきかな。2021/08/15
Akio Kudo
0
★★★★★ 非常にバスケットボールの勉強になる。わかりやすく、読みやすい。2017/12/20