本気にさせる言葉力

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  • サイズ B6判/ページ数 197p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784583110233
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0075

内容説明

2015年夏の甲子園で準優勝。自主性を生かした指導で多くの選手を育ててきた名将が、やる気を促す言葉がけと100人を超す部員をまとめるマネジメント法を明かす。結果が出ない人、過信している人、失敗を恐れる人などに何を伝えるか。状況別の実例入り。高校野球ファン、指導者はじめ組織づくり、育成に携わるすべての人たちへ。

目次

第1章 言葉が人を動かす(本気になれば、世界が変わる;運命を愛し、希望に生きる;何をやってもいいよ。私はそういう人と結婚したんだから ほか)
第2章 チームをつくる(私を変えた「空白の2年間」;指導方法の転換;間違いは、すぐに正す ほか)
第3章 状況別の言葉がけ(努力をしても、結果が出ない選手へ「やる気とは動いて見せるもの 努力とは結果で示すもの 目標とは最後まで挑戦し、越えるもの」;自分の結果がよければ満足する選手へ「お前がいたから負けたんだ」;自分の実力を過信している選手へ「お前にはどれほどの力があるんだ?一つでもオレに勝ってみろ」 ほか)

著者等紹介

佐々木順一朗[ササキジュンイチロウ]
1959年11月10日、宮城県生まれ。東北高時代には2年時にエースとして76年夏の甲子園で8強、77年センバツ出場。早稲田大、NTT東北を経て、93年に仙台育英高コーチ、95年8月より監督に就任。2001年センバツで東北勢初の決勝進出。同年9月に辞任後、03年春に監督復帰。06年以降毎年のようにチームを全国大会に導き、15年夏には準優勝を果たした(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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あつひめ

56
いろんな意味で、人を育てることの大変さを思い知る。チームを作るとは個々の力を存分に出させつつ調和をとる。「やる気は動いて見せるもの、努力は結果で示すもの、目標とは最後まで挑戦し、越えるもの」いい年した私も佐々木監督にアドバイスされたような気分だ。素直に耳を傾けられるのは、自分自身で自分というものが薄っすら見えてきたからかも。これからを担う彼らは、大きな壁にぶち当たった時にこれがあの時監督が伝えたかったことか…と朧げながら積み重ねて行くだろう。人を言葉の型にはめるのではなく言葉を心に沁みさせるといいなぁ。2017/10/07

ばりぼー

39
2006年秋、明治神宮大会2回戦で報徳学園に2対10のコールドで敗れ、2年生の佐藤由規(現ヤクルト)に、「本当に悔しかったら、この試合があったから夏に勝てたと言える日々を送れ。」2012年春の東北大会準決勝、盛岡大付属に3回までに8点を奪われると、「下を向くな。応援してくれる人たちに、そんな姿を見せるのか!」と檄を飛ばし、11対9で逆転勝ち。2012年秋の東北大会、準々決勝青森山田戦では、8回を終えて1対3の劣勢に、「ここで負けるわけがないから、安心しなさい。」最終回の反撃で5対3の逆転勝利を収めた。2017/06/29

あお

2
東北で一番甲子園優勝に近いと勝手に思っている学校。佐々木監督の人柄ややさしさも溢れていました。過去は過ぎたことだから考えてもしょうがない。前を向け。ミスってもひたむきに頑張る選手の姿が思い浮かびます。ただもう少し昔の話、着任当初の話とかを書いてくれてもおもしろかったかなと。最近の話ばかりでなく。2017/10/23

HIRO

1
久しぶりにいい本を読みました。 野球以外にも通じるものがあると思います。 2016/08/20

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