内容説明
小学生のときにNHKラジオで中継を聴いて以来、箱根駅伝を30年以上追い続けている著者が、キーワードで切り取った箱根駅伝百景。意外なトリビアがいっぱい。
目次
第1章 人(瀬古さん;監督 ほか)
第2章 歳時記と生活(体重;食事 ほか)
第3章 土地、場所(出雲;伊勢 ほか)
第4章 練習(ジョグ;ハーフマラソン ほか)
第5章 レースの周辺(西脇工と報徳学園;遺伝子 ほか)
著者等紹介
生島淳[イクシマジュン]
1967年、宮城県気仙沼市生まれ。早稲田大学卒業後、広告代理店に勤務しつつライターとしても活動。99年にスポーツライターとして独立した。駅伝をはじめとする国内スポーツ、MLBなどアメリカスポーツに精通し、NHK‐BS1『BSベストスポーツ』の司会者としても活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しょーくん@本棚再編中
35
★★★★★★★☆☆☆箱根駅伝ものはついつい読んでしまいますね。いわゆるエピソードものですが、箱根駅伝好きにはたまりません。2014/09/09
Yutaka Matsuzawa
9
駅伝学という学問があるかと思うほど関連本が沢山あるが、その中ではサクサク読める箱根駅伝の本。長年取材をしている著者が、思い浮かんだキーワードより40本のエッセイを紡ぎ出している。大手町のエッセイ、三年生主将で優勝した日体大別府監督のコトバが印象的。「胴上げされてみると、ビルに囲まれているせいで、大手町の空ってすごく小さいんですよ。でも、そこから見える空が青くってね。鮮やかなんです。あの青空は、一生忘れないと思います。」早く1月2日3日になれと思った。〇2017/09/22
もぺっと
7
箱根駅伝観戦がより一層楽しくなる本です。監督、主将、主務、予選会、たすきなどのことばだけでなく、休日、卒論などのキーワードもあります。エピソードも交え、とても読みやすく、わかりやすいです。ますます駅伝を見たくなります。キーワードの中に、瀬古さんとともに、柏原くん、大迫くんもあり、人気の高さがうかがえます。2014/01/30
ウルラニ
6
箱根駅伝ファンにはたまらない裏話集が40編。生島さんの取材力は凄いですね。煌びやかな表舞台の裏側の地道でハードな練習、ストイックな生活…選手達を本当にリスペクトします。★★★☆☆2017/05/07
ゆず湯
6
いつもながら生島さんの箱根駅伝関連の著書は面白いです。選手のTwitterやFacebookに触れていたのも最近の流れだなぁ。と思いました。各大学の監督さんは選手たちの様々な面に気を配っていて、本当に陸上が、駅伝が好きでなければ絶対にできない仕事だと改めて感じました。読んだらきっと箱根駅伝をもっと楽しく見れるし、もっと選手や監督さんたちを応援したくなると思います。1月2日、3日が楽しみです!2013/12/30
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