内容説明
ワールドカップへ向けて、世界モードへ突入した日本代表。初のベスト8入りを狙う日本代表の攻撃を担う2人のエース本田圭佑と香川真司。史上最強とも呼べる日本代表が、世界で飛躍するためにはこの2つの才能をいかに機能させるのかが鍵となる。その答えは?この議論は、つきることはない。
目次
スペシャル対談 元日本代表&ジュビロ磐田・名波浩×田中誠
01 大住良之―「トップ下は本田か、香川か?」その問いに一言で答えることは難しい
02 後藤健生―「チーム事情」を鑑みながらも最強の2つの武器を諦めてはいけない
03 岩崎龍一―「より悪くない方」ではなく「より良い方」に頭を悩ませる幸せ
04 西部謙司―キャラがかぶらない本田と香川ジーコとソクラテスに似ている
05 田村修一―本番までの1年半で日本のサッカー力が試される
06 宇都宮徹壱―スクラップ&ビルドの繰り返しから新たな時代を迎えた日本代表の軌跡
07 飯尾篤史―本田と香川を共存させるパズルを解く鍵はバルセロナにあり
08 清水英斗―ゴールから逆算すればペトロヴィッチ戦術がはまる
09 北條聡―超ゼネラリストの共存に日本サッカーの「未来」を見る
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
太陽の塔
2
トップ下は本田か?香川か?今の日本代表の議論のひとつを、ジャーナリスト達がそれぞれの視点で語ります。各ジャーナリストの考え方がいろいろあって賛同出来る記事、賛同出来ない記事が読者によって分かれて非常に興味深かった。2013/04/02
湘南☆浪漫【Rain Maker】
1
2013年発行なので賞味期限切れは否めないけど。 セリエAやプレミアで1年間前目のポジションでプレーすると、他のリーグの3、4年分の疲労があると。 納得する…。 2021/03/25
gyouzalove
1
★★☆☆☆。それぞれが好き勝手に書いておりまとまりがなく、その点は逆によかった。柿谷や大迫、山口螢への記載がほぼ無かったり、現時点ではメンバーに違和感はあるけども2014/01/20
Hiroshi Ono
0
所謂フットボールホリックではないので戦術論やシステム論への過度の言及には興味がないのだけど、本書に寄稿した9名のジャーナリストの、細部こそ違え大意では収斂されている各々の視点はある意味楽しめた。ただ、1年前の発刊であり、現状とはそぐわない面もあるのは致し方ないか... ☆☆☆★★2014/03/18
サッカー書籍専門店
0
多分サッカーマガジンの日本代表のコラムから香川と本田の内容を抜粋している。内容は、記者が様々な視点から、2人の適性、特徴をまとまりなく語っている。プロによる居酒屋サッカー談って感じかな。カズ外しや中村外しについて当時まだ小さかったので記述は面白かった。2014/03/02