いいかげんがちょうどいい―85歳、野球で知った人生で大切なこと

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  • サイズ B6判/ページ数 197p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784583105055
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0075

内容説明

苦労を苦労と思わず、腹を立てず、先のことは考えない。勝負の世界にありながら、とことん大らかに生きてきた。粋な江戸っ子、85歳の人生観を堪能あれ。

目次

第1章 老いは怖くない(天国?地獄?どうぞ、どこへでも。;死ぬのは怖くない。それより変な寝言を言うほうが心配だ。 ほか)
第2章 縁を力にする(ぼくには誕生日が二つある。;「人生20年」と思ってました。 ほか)
第3章 前に進む(たまにタンカ切るのも悪くない。責任感が生まれるから。;スランプで悩むくらいだったら、銀座で遊んだほうがいい。 ほか)
第4章 日常を豊かに(喫茶店は大好き。でも、居心地のいい店は少なくなった。;温泉も銭湯もいいねぇ。いろんな思い出があります。 ほか)

著者等紹介

関根潤三[セキネジュンゾウ]
1927年3月15日、東京生まれ。日大三中‐法政大。173センチ65キロ。左投左打。1950年に近鉄入団。投手として活躍後、57年に外野手転向。投手、野手の両方で球宴ファン投票1位に選ばれた唯一の選手。65年に巨人に移籍、V9最初の優勝に貢献して引退。広島、巨人でコーチを務め、82年から大洋監督を3年間、87年からはヤクルト監督を3年間務めた。若手の育成に定評。現在は野球解説者として活躍中。当意即妙の味わい深い受け答えで人気(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

KF

11
若い頃にしっかり鍛えた蓄積があるわけだ。現役時代の実績も立派なもんですな。法政から近鉄パールスに進んだ時期は投手として大活躍(六大学で41勝30敗は登板回数の多さ;79試合を物語る)。近鉄で肩を壊して野手に転向後の打率も高い。にこやかな表情しか印象に残っていないものの、しかも本のタイトルも実績を思い浮かべられないが、猛者ですね。2015/08/22

makimakimasa

5
自分が一番好きなプロ野球解説者で、大学の先輩でもある元祖二刀流。子供の頃は原宿に住んでたというので、地元も同じだ。好きな街は銀座らしい。「病院行ってわざわざ悪いとこ見つける必要ないでしょ」「仕事は楽しくないけど張り合い」、そんな飄々とした人生観を堪能出来る。親友の根本陸夫が付けた「インテリヤクザ」の名称は否定してた。ヤクルト後任監督のノムさんと対照的で面白かったのがミーティング嫌い。一茂の育成失敗は後悔してるらしいが、そんな関根さんの認める指導者は小谷正勝という意外な名前が。字が大きくてすぐ読める本。2015/11/03

snakedoctorK

2
見た目は飄々としているが、一皮むくと激しい気性の関根潤三さん。 ポーカーフェイスは師藤田先生が関係していたとは。 投打、二刀流を実践したお方。やはり、野球の天才なのだ。2014/02/15

町人

2
読んだというより「味わった」が正しいかもしれない関根潤三さん。野球を越えて、人生をゆったりと送りたくなります。いつまでもお元気でいてほしいです!2013/07/05

Stair512754

1
いいね、関根さん 元祖二刀流2025/10/14

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