内容説明
ミッフィーはどうやって生まれたの?世界じゅうの人々に幸せをはこぶ、名作のヒミツ。
目次
1955~2011ミッフィーの絵本づくり、56年の歴史
Bruna’s Message―ブルーナさんに聞きました
Bruna’s Design―ブルーナスタイルができるまで
Bruna’s Museum―ブルーナさんが生まれた街、ユトレヒトを訪ねて
Japanese love the Picture Books of Bruna―日本で愛されるブルーナの絵本
Letters to Bruna―ミッフィーの50回目のお誕生日を記念して
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みかん🍊
91
シンプルでカラフルなミッフィーの絵本、1955年に誕生してからずっと変わらず愛され続けたのはシンプルであたたかで、正直でヒューマンティーがあるから。絵本に登場する色はたった6色、黄色はハッピーカラーなんですね、ミッフィーを知らない世代はきっとないと思いますそしてこれからもずっと愛され続けていく絵本。2017/02/19
喪中の雨巫女。
13
《私‐図書館》ディックブルーナさんも魅力的なおじいちゃまでした。シンプルだけど可愛いうさこちゃん。ミッフィーより、親しめるのが、読んでわかる気がしました。2013/06/02
G-dark
10
シンプルに。けれどダイレクトに心を打つ。決して描き込み過ぎない。けれど一筆一筆に魂を込める。そんなディック・ブルーナさんの美学が伝わってくる本です。ミッフィーを実際に描いている時の様子、絵本を生み出すまでの過程、インタビュー、ご本人が生まれた街ユトレヒトのこと、青・赤・黄・緑のいわゆるブルーナカラーとやがて追加された茶と灰の計6色のみの色遣いの理由などが紹介されています。最も強く伝わってきたのは、「たとえどんなところに住んでいても、肌の色が違っても、友達になれるし、とっても親しくなれる」という想い。2015/11/04
Ayakankoku
7
世界世代を問わずなぜミッフィーが愛されるのか、納得することが出来る1冊だった。2023/06/26
綾瀬ちかこ
7
シンプルな線と六色で表されるミッフィーが出来るまでを一冊にまとめた本。 創作の過程を見つめたつもりが、作者のブルーナさんの熱いメッセージにウルッと来ました。どれも深くて、飾り気のない言葉に後押しされます。 絵本って子供だけでなく、大人でも楽しめるんだなあ……むしろ大人になってから読み返すとまた違った味わいになるんだなあとシミジミしました。2013/07/24