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ラグビーの情景

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  • サイズ B6判/ページ数 271p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784583104324
  • NDC分類 783.48
  • Cコード C0075

目次

第1章 楕円の引力―ラグビー・ノンフィクション選(ちゃんこラ・サール;1987年のロッカールーム ほか)
第2章 闘争の前後―ラグビー・ショートコラム集(サインプレー;小さな人間の強さ。 ほか)
第3章 指導者の声―ラグビー・インタビュー選1(金信男(大阪朝鮮高級学校監督)
岡仁詩(日本代表・同志社大元監督) ほか)
第4章 勝負に学ぶ―ラグビー・インタビュー選2(TALKING with RUGBY STARS;フィリップ・セラ(元フランス代表/U20フランス代表マネージャー) ほか)

著者等紹介

藤島大[フジシマダイ]
1961年、東京都生まれ。都立秋川高校、早稲田大学でラグビー部に所属。卒業後は、スポーツニッポン新聞を経て、92年に独立。文筆業のかたわら、都立国立高校、早稲田大学ラグビー部のコーチを務めた。著書に『知と熱 日本ラグビーの変革者・大西鐵之祐』(文藝春秋/ミズノスポーツライター賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

20
読書メーターではあまりに馴染みのない作者だと思います。ですがこの人は私にとっては神様。最近ではこの人のコラムをお風呂の中で読んでいたら、涙が零れてきました。でもそれは実はあまり珍しいことではなく、この人の書く文章あるいは、僅か10文字程度の言葉には人に涙を流させる不思議な力がある。普段自分だけの力では決して触れることの出来ない心の急所を簡単に抉ってしまう。この本はラグビーの本なのですが、そんなの関係なく私は自分自身の心の原点がぶれないために読みます。それとモヤモヤしたり落ち込んだときの精神衛生のために。2017/01/02

4
本当に良き文章は読まずとも見ただけで美しく見えます。本書の著者、藤島大ほど読んでいて心地良い気持ちになれる文を描ける人を私は知りません。独特の表現、文章のリズム。文章を見るだけですぐに藤島大だとわかります。職業がスポーツライターなので著書は多くはありませんがスポーツノンフィクションが好きな方には是非、藤島大著作の本を読んでほしいです。お薦めは「熱狂のアルカディア」。2012/09/20

ぶ~よん

2
無名高校が花園へ出場するまでの軌跡や、ジャパンがワールドクラスになるビジョンが掲載されている。全てに共通しているのは、これでもかという程の一方通行の愛情を注ぎこむこと。また、この日本で弱者が強者に勝つ論理は、どのレベルであっても本質的に同じなのではないかと感じた。サイズは世界に近づいたが、低さと速さはやや後退した。エディー・ジョーンズはそれに気付いているようだ。数年後、日本流を世界が真似するようになる。そう彼は豪語するが、嘗てバレーボールがお家芸だった時代は、日本はその立場にあった。がんばれニッポン!2013/08/31

もんき

1
ちゃんこ! ラグビーを愛する人間にとって、やっぱり藤島さんはいいですね。試合の解説も好きです。試合を見るということを他の誰よりも楽しもうとしていて、その一部をちゃんを視聴者に教えてくれます。 高校、大学と体系だったコーチングを受けずに競技をしていて、それはそれで貴重な体験でしたが、こういう本を読むと「コーチング」を受けてみたいなぁ、と思ったりします。まぁ、僕はひねくれものでちゃんと素直にコーチの言うことを聞いたかどうか微妙ですがw この本を読んでエディにさらなる期待をしてしまう自分もいます。2013/01/26

Keiichi Sugimoto

1
久々に藤島大さん。出張の往復機内で。「1987年のロッカールーム」第一回ラグビーW杯時、試合前のオールブラックス、ロッカールームの“盗み聞き”。こんなレポートが有ったとは…。昨日大学4連覇達成の帝京大にもふれた「おもしろくない問題」他にも藤島さんらしい視点の「よきラグビー選手はひとりぼっちを好む。」、「さ、グラウンド、回ろう。」花園の決勝を戦った御所実業、竹田監督へのインタビュー。とても気分の良くなるコラム集でした。2013/01/12

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