ノーラン・ライアンのピッチャーズ・バイブル

ライアン，ノーラン〈Ｒｙａｎ，Ｎｏｌａｎ〉/ハウス，トム【著】〈Ｈｏｕｓｅ，Ｔｏｍ〉/斉藤 信太郎/川島 英夫【訳】

ベースボール・マガジン社（2010/08発売）

• サイズ A5判／ページ数 160p／高さ 22cm
• 商品コード 9784583102924
• NDC分類 783.7
• Cコード C2075

内容説明

パワーピッチング、正確無比のコントロール、投手寿命のための究極のガイドブック。数多くのプロ野球選手が絶賛した名著。

目次

第１章　自分に合った練習法
第２章　メンタルトレーニング
第３章　フォームの重要性
第４章　コンディション調整
第５章　ピッチャーの食生活
第６章　完全なるピッチャー

著者等紹介

ライアン，ノーラン［ライアン，ノーラン］［Ｒｙａｎ，Ｎｏｌａｎ］
１９４７年１月３１日生まれ。米国・テキサス州出身。１８８センチ、９６キロ。右投右打。アルヴィン高から６５年ドラフト１０巡目でニューヨーク・メッツに入団。翌６６年にメジャー昇格。７２年カリフォルニア・エンゼルス、８０年ヒューストン・アストロズ、８９年テキサス・レンジャーズに移籍、４６歳まで現役で活躍し９３年に引退。メギャー２７年間の成績は、８０７試合登板、３２４勝２９２敗３Ｓ、防御率３．１９。最多奪三振１１回、最優秀防御率２回、ノーヒットノーラン７回、通算５７１４奪三振（メジャー記録）など数々の偉業を成し遂げた

ハウス，トム［ハウス，トム］［Ｈｏｕｓｅ，Ｔｏｍ］
１９４７年４月２９日生まれ。米国・ワシントン州出身。１８０センチ、８６キロ。左投左打。南カリフォルニア大から６７年ドラフト３巡目でアトランタ・ブレーブス入団。７１年にメジャー昇格。１９７４年４月８日、ハンク・アーロンがベーブ・ルースを超えた７１５号を放ったとき、ブルペンにいたハウスがこのボールを捕ったというエピソードがある。ボストン・レッドソックス、シアトル・マリナーズと移籍。メジャー通算成績（８年間）２８９試合登板、２９勝２３敗３３Ｓ、防御率３．７９

斉藤信太郎［サイトウシンタロウ］
１９６２年慶應義塾大学卒。毎日新聞社入社。英文毎日記者を経て、現在（財）日本野球連盟参与

川島英夫［カワシマヒデオ］
１９７５年亜細亜大学卒。（株）メジャー・トレーナーズ代表取締役社長。ロサンゼルス・オリンピック（１９８４年・金）、ソウルオリンピック（１９８８年・銀）野球日本代表トレーナー。（財）日本野球連盟競技力向上医科学部会委員（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[jjm]

近代野球史上最高投手ノーラン・ライアンによる著書。恵まれた才能にこれだけ努力していたら誰も勝てない。当時主流ではなかったウェイトトレを取り入れていたり、チューブトレまでやっていたのかと驚き。試合前には過去の対戦から弱点を探りだし、イメージリハを一通りおこなっていたとも。クロストレとしてアメフトのボール投げを取り入れていたらしい。東大卒でロッテに所属していた小林至が同じ事をしている映像をかつてみたことがあるがライアンの影響だったのかと思った。たらればではあるが、松坂大輔がライアンのように節制していたら、、

2022/07/31

[イノベーター]

http://www.4-de.net/changebook/ 恐らく史上最強のピッチャーによる長期間第一線でパフォーマンスを出し続けるための「バイブル」。

2022/12/18

[K]

1992年の本。パラパラ漫画でピッチングフォームが見れるけど今だったらYouTubeのリンクを付けてるだろうな。ノスタルジーを感じるけど書いてることは古さを感じない。当時はMLB投手の平均球速は140km/hちょいだったのか。そのなかで、平均150km/hだったライアンはすんごいね。

2020/09/05

[yorip]

やり投げが球速アップに効果があるかもしれないことはここに書いてあったのか。やり投げ以外にもテニスとかバレーボールも効果あるかも。

2022/10/10

[lonely_jean]

称えるべきことは数々あるが、実働27年が最もわかりやすくすごいと感じる。惰性で続けられる職業ではない。アメリカンドリームはすぐに首を切られる厳しさと隣り合わせでもあるのだ。その状況下での27年、本書にも書かれているような節制を続けてきたことをただ尊敬する。一流選手は皆、才能プラス最大限の努力だ。

2022/04/28