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ベースボール・マガジン社新書
未熟者

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  • サイズ B40判/ページ数 236p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784583101569
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0275

目次

第1章 直球から未来へ
第2章 進化する直球
第3章 プロでの歩み
第4章 クローザーの矜持
第5章 生きざま
第6章 壁にぶつかりながら
第7章 次の世代に伝えたいこと
特別対談 矢野輝弘×藤川球児

著者等紹介

藤川球児[フジカワキュウジ]
1980年7月21日、高知県生まれ。高知商業高校では2年夏に甲子園出場。99年にドラフト1位で阪神タイガースに入団。2002年にプロ初勝利。ケガに泣かされたが、04年シーズン途中のフォーム変更が契機となり、同年後半から中継ぎで一軍定着。05年は豪快な直球を武器にセットアッパーとしてシーズン80試合に登板、最優秀中継ぎ投手のタイトルを獲得し、チームの優勝に貢献した。07年からはクローザーに転向。同年、最多セーブ王に。WBCや五輪で日の丸を背負うなど、日本球界を代表するリリーバーとなった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ジェンダー

70
本棚を整理してた時に見つけた内の1冊で再度読んでみました!いろんな選手やコーチなどのインタビューも含まれていて作品の人柄が良くわかる本。ってただ野球を辞めたいと思った事が何度もあるのは意外だった!いきなり活躍しなかったからこそいろいろ見えてくるものがあったのではと思います!そして活躍していけばしていく程グランドだけでなくグランド以外での苦労も垣間見えてこういった事はなかなか知る事がないですしどういった考えでプレーしてるのもしてたし読めて良かったです!2023/11/17

nemuro

47
「2009年3月18日 第1版第1刷発行」。「本・函館」(2009年4月~2011年3月の購入)のダンボール箱からの発掘本。1999年、ドラフト1位で阪神タイガースに入団した藤川球児が10年目(28歳)のシーズンを終えて書きあげた本。この後、2013年から2015年までのメジャー(カブスとレンジャーズ)、2015年の四国アイランドリーグ(高知ファイティングドッグス)を経て阪神に復帰。2020年11月に引退し、現在、解説者として2年目。岡田彰布、山口高志、中西清起、下柳剛、赤星憲広らによる「証言」も面白い。2022/08/15

Y2K☮

32
再読。ドラフト1位から戦力外寸前、そこから這い上がって7年目で開花した苦労人。でも世間は黒田の時と同様、金銭面だけにフォーカスした「男気」の一言で安直に褒める。球児はそんな単純じゃない。むしろ某コーチと対立した程の気難しい職人気質。責任感と自尊心に溢れ、野心と家族愛に富み、ガラスの繊細さとコンクリの頑強さを併せ持つ。娯楽と勝負、人気商売と私生活の葛藤に悩む哲学者。だからこそ生き様や言葉に真摯な軸を感じる。嘘がないというか正直でありたいという誠実さを読み取れるから。いつか私も栄光を掴んで彼に感謝を伝えたい。2015/06/02

Y2K☮

27
約十年前の本。当時も今も細心而豪胆。ただ直球は完成したとか刺激が無いとかまだ言動が青い(笑)この数年後メジャーに行くも怪我で手術し、さほど結果を残せぬまま四国ILを経て16年に阪神復帰。先発をやるも勝ち星が伸びずリリーフへ。昨年は負けている状況での登板が多かったが今季は復調。セーブも上げた。球速こそ落ちたがコントロールは俄然良くなった。同世代として彼の活躍を励みにしているし、仕事に対する真摯な態度、ベテランとしての責任感、何より己を信じて逆境に立ち向かう姿勢からいつも学ばせて貰ってます。また本を書いて! 2018/12/08

再び読書

21
藤川球児の人となりが素直に伝わる良書と感じた。類まれなストレートという魔球が投げられる稀有な投手で、確かに出てくるまで時間はかかったが、特に人間としての魅力は、報道されなかった人ではあるが、挫折や苦労をしっかり糧にしているのが、伝わってくる。これだけの球を投げられても、やはり一流のスポーツ選手に共通する謙虚な取り組み姿勢が見て取れる。最後の矢野との対談も、二人の人を活かそうとする姿勢が、共通している事を感じさせてくれ、勉強になる。これからの二人の指導者としての活躍を予感させるラスト。予断だが、岡田も流石2014/03/23

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