感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
モリー
60
途中、目頭が熱くなった。小説や詩を読んで感動の涙を流す経験はあっても、憲法にまつわる話でこれほど感動がこみ上げてきたのは初めてだ。本書は憲法に関わる多くのみやぎ人が紹介されている本である。副題に『草の根デモクラシーのバトンリレー』とあるが、幕末から現在に至るまで、民衆によるデモクラシーが、人から人へバトンリレーの如く受け継がれてきたものであるという事実が紹介されている。日本国憲法も、決して押しつけ憲法などではなかった。(多少の押しつけはあるだろうが。)日本の民衆が命がけで私たちに残してくれた民主主義の↓続2020/08/22