ベースボール・マガジン社新書
戦術眼

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  • サイズ B40判/ページ数 219p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784583100838
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0275

内容説明

“眼”で考える、“眼”でうまくなる。視点を変えた野球論。捕手、野球評論家、そして再び監督を務める著者が、多角的な視点から分析した野球論を展開。

目次

第1章 チームを作る目
第2章 指揮官の視点
第3章 先駆者から学ぶ目
第4章 チームや選手を育てる目
第5章 自己成長する目
第6章 使える捕手の目
第7章 観察眼
第8章 戦術眼

著者等紹介

梨田昌孝[ナシダマサタカ]
1953年、島根県浜田市生まれ。72年に浜田高からドラフト2位で近鉄バファローズへ入団。プロ入り2年目から頭角を現し、強肩強打の捕手として79年のチーム初優勝、80年の連覇に貢献した。88年に現役を引退。ベストナイン(79~81年)、ゴールデングラブ賞(79~81、83年)。野球評論家を経て93年に近鉄にコーチとして復帰し、96年からは二軍監督、2000年に監督に就任。01年にはチーム4度目のリーグ優勝を果たした。04年に近鉄最後の監督としてその責務を終え、05年から再び評論家として活躍の場を移す。08年より北海道日本ハムファイターズ監督に就任した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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再び読書

38
流石の捕手目線で、面白く読めました。西本監督との師弟関係、また仰木監督との交わりも面白かった、皮肉なのはやはり大投手てありながら、成功を収められなかった鈴木監督とのエピソードでした。また、自身のら大阪近鉄監督時代、最下位から優勝した下りも楽しめました。北川の人間性がわかって嬉しく思いました。また、選手とのコミュニケーションの取り方も、現代の若者の事を良く理解しているなと感じました。捕手の技術論はノムさんや森氏と一線を画して興味深かった。ただ、個人的にはもう少し配球にも触れて欲しかった。他の著作も楽しみ2016/09/10

なかしー

29
監督、コーチ、解説者、捕手として様々な目線から物事を視る、観察する著者の話。2019/04/21

ぽかちゅう48

12
関西ではおなじみ「グランシャトー」のCMオジサンこと梨田さん。プロ意識が凄い方だなと感じました(^o^)v実績に奢らず、自らの失敗を受け入れられるあたりに、柔らかさを感じます♪…捕手の目・観察眼・戦術眼の章がたまらなくよかった。梨田さんのリード観が読めて大満足の一冊でした!…当時阪神の北川の人間性に注目しトレードを希望するなど、広い視点を持たれてるなぁと感じる。球団分裂の際にご自分はオファーを貰ってるにも関わらず現場のトップが先には行けないと筋を通すなど、昔気質(?)の責任感にも器を感じました。2016/07/14

Kaz

8
思っていたよりは面白かった。日本ハムの戦略は独特ですね。生かされる人と生かされない人がはっきりする。それはそれで面白い。2013/12/17

Kaz

5
7年ぶりの再読。ノムさんの著書に、梨田監督に期待するという内容のものがあったような記憶がある。オリックスあたりでもう一花咲かせてほしい。2020/07/16

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