内容説明
雪国のハンディを乗り越え、指導歴37年目で栄冠をつかんだ。大きな病に2度まで襲われながら、つねに前向きな姿勢で進んでいく、名将・齋藤重信が、自ら顧みる半生。教え子の小笠原満男をはじめ、ともに「夢」を目指したコーチ陣らが語る「私と齋藤監督」、齋藤監督のもと、高校サッカー選手権出場を果たした歴代メンバーも紹介する。
目次
第1章 「歓喜」―盛岡商初優勝
第2章 「模索」―青少年期と遠野農1960~1977
第3章 「黎明」―盛岡商1977~1983
第4章 「鍛錬」―盛岡商1984~1990
第5章 「進歩」―大船渡1991~2000
第6章 「経験」―盛岡商2000~2004
第7章 「試練」―盛岡商2005~2006
終章 新たな夢へ
証言「私と齋藤監督」
夢への軌跡
著者等紹介
齋藤重信[サイトウシゲノブ]
1947年5月6日、岩手県盛岡市生まれ。厨川中‐盛岡商高‐順大。現役時のポジションはMF。卒業後の70年、保健体育教諭として遠野農(現・遠野緑峰)に赴任し、サッカー部監督に就任。同年の地元岩手国体(遠野開催)で教員団メンバーとして3位に。その後、77年に母校・盛岡商、91年に大船渡、00年に盛岡商に転勤。それぞれサッカー部監督を歴任する。02年には日本高校選抜の監督も務める。07年現在、盛岡商で教頭職も兼ね、同年度で定年を迎える。167cm。血液型B。家族は夫人と1男2女。長男の康雄氏はレイソルSS盛岡のコーチ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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