内容説明
柔道と勉強の両方を指導する和歌山県の町道場“柔道塾紀柔館”を舞台に、一人の柔道指導者が、道場経営をしながら日々悪戦苦闘を続けている中で、感じたこと、試みていること、失敗したことなどをありのままに紹介。
目次
序章 全人教育をめざす柔道塾
第1章 道場経営の実践例
第2章 教育的観点からの試合本来の意義
第3章 指導者が学ぶべきこと
第4章 高感度受信装置を持つ、発信型人間に
第5章 町道場の可能性
著者等紹介
腹巻宏一[ハラマキコウイチ]
昭和39年生まれ。大阪府出身。筑波大学体育専門学群卒業。大阪清風学園非常勤講師の後、筑波大学大学院に進学。平成2年修了後、和歌山の大手鉄鋼会社の関連会社に入社。社内の地域社会貢献新事業として、柔道塾紀柔館を開設。平成13年からは独立して、引き続き柔道塾紀柔館を主宰。現在、(財)和歌山県柔道連盟普及委員、柔道ルネッサンス委員、和歌山大学非常勤講師。講道館柔道五段(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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えいちゃん
1
高校時代に、一緒に汗を流した、キャプテンが書き下ろした、柔道に対する想いが、沢山詰まった本でした。 専門的過ぎて、ほんの少し、柔道をかじった私には、技のことは、理解出来なかったけど、哲学的な思考は、理解出来たかな♪ 私が知らないところで、試行錯誤しながら、柔道塾経営を実践し、一つのことに集中出来ていることを、羨ましく思えた。2015/09/28
ばにき
0
先生には以前たいへんお世話になりましたが、この本のことは知りませんでした。先生の人柄が伺える素晴らしい一冊と思いました。2021/02/26
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