ハントケ・コレクション〈2〉―HANDKE COLLECTION

個数:

ハントケ・コレクション〈2〉―HANDKE COLLECTION

  • ウェブストアに3冊在庫がございます。(2025年06月08日 15時03分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 380p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784588486128
  • NDC分類 948
  • Cコード C0097

出版社内容情報

2019年にノーベル文学賞を受賞したオーストリアの作家ペーター・ハントケ。その全体像を見渡す本邦初の作品集の続巻(全3巻予定)。第2巻では、初期の言語実験的作風から、目立たぬものを言葉によって救い出し「物語」の中に保存する試みへと至った転換期である80年代の代表作を収録。スロヴェニアへの旅を描いた自伝的色彩が濃い長篇『反復』と、その「小さな後奏曲」と呼ばれる中篇『作家の午後』を併録。

内容説明

スロヴェニアへの旅を書き記した自伝的長篇『反復』、その「小さな後奏曲」と呼ばれる中篇『作家の午後』。目立たぬものを言葉によって救い出し「物語」の中に保存する試み。ノーベル文学賞受賞作家の転換期となった80年代の名作。物語よ、反復せよ。

著者等紹介

ハントケ,ペーター[ハントケ,ペーター] [Handke,Peter]
1942年、オーストリアのケルンテン州グリッフェンに、ドイツ人の父とスロヴェニア系の母とのあいだに生まれた。60年代、戦後西ドイツの文学を牽引してきた「グルッペ47」を批判、『観客罵倒』『カスパー』等の斬新で前衛的な作品で注目される。その後もつねに新たな表現を模索しながら長短篇の小説、劇、詩、映画脚本等の多彩なジャンルにわたって、現在に至るまできわめて多作かつ実験的な手法で描き、現代ドイツ語圏文学の最も重要な作家の一人となった

阿部卓也[アベタクヤ]
関西学院大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

のこのこ a.k.a. TOKKY

1
『反復』は古典文学を思わせる感じで読むのに胆力が要されたが、胆力がいるからこそ一文が腑に落ちる瞬間というものがある。主人公の憧憬の対象となる『外国語』や『スロヴェニア』の描写を通して、読者の私もそもそもその辺りに関する知識が無いのも後押しして憧憬してしまう。これが反復ってことか。 『作家の午後』は一方でかなり読みやすい。アメリカから手紙を送って寄越したのはフィッツジェラルドを想定してるのかな。 両作品に共通してるのは気付いたらメルヘンちっくになっている点。内部の変化により、外部も変化する。2025/05/01

Ivansky

0
反復、20年前の、20歳の時に兄の足跡を辿る旅。スロベニアを身近に感じる。2025/01/01

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22177540
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品