内容説明
２０世紀のプロ野球を記録という視点から明解かつ斬新な切り口で振り返る本書は１０６のテーマに厳選されている。プロ野球記録分析の決定版ともいえるファン必携のこのスーパーコラム集には消滅した球団、南海ホークス、阪急ブレーブスの在籍全選手の通算成績表を加えてある。
目次
痛しかゆしの「連続セーブ」
「急増する延長戦」に問題あり！！
過度の「敬遠策」は必要か？
「初打席満塁本塁打の駒田」を占う吉と凶
「全１２球団から勝ち星」を挙げた野村収の球跡
補殺ゼロからひとり三重殺まで「守備の珍記録」
鈴木啓示「無四球試合７３」の偉大さ
ついに史上初「２０勝投手ゼロ」の怪
近代野球における「二塁打」の再評価を！
日本独自の規則で「消えた７回表」〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
T.Y.
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1961年からの超長期連載、'80年代および'90年代（連載1000回～2000回）からの寄り抜き＋αで計105本の単行本化。福本豊の大記録、南海ホークスと阪急ブレーブスの消滅等、数々の歴史的トピックをリアルタイムで取り上げているのに改めて驚愕。大選手の偉業の詳細から野球界への提言まで内容の詰まっていて、しかも根拠となる数字は明瞭、珠玉の一冊。2013/11/10
