出版社内容情報
警視庁の刑事には、軍隊ですら敵わない。
警察小説史上最大スケール、
圧巻の新シリーズ、始動。
21世紀末、「世界連邦」が発足。全世界の軍隊は国家と切り離され、“ユニヴァーサル・ガード”として再編成された。世界的に福祉は向上し、戦争は激減。理想世界が実現した……はずだった。
だが反動勢力も地下で拡大。警視庁の刑事・吉岡冬馬は日本を拠点とするテロ組織「イザナギ」メンバーの変死体を発見する。これが日本を襲う、壮大な野望の入り口であった――。
徹底した非武装で犯人を逮捕することから、「説教師」の異名を持つ冬馬。謎の兵器を駆使するテロリストに、彼はどう立ち向かうのか?
内容説明
二一世紀末、全世界の軍隊は国家と切り離され、戦争は激減。「世界連邦」が発足し、理想社会が実現した…はずだった。徹底した非武装で犯人を逮捕することから「説教師」の異名を持つ刑事・吉岡冬馬は日本を拠点とする地下組織「イザナギ」メンバーの切腹死体を発見する。これがこの国を襲う壮大なテロ計画の入り口であった。
著者等紹介
沢村鐵[サワムラテツ]
1970年、岩手県釜石市生まれ。2000年『雨の鎮魂歌(レクイエム)』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Junichi Yamaguchi
27
『平和は往々にして、男の生き様の、敵だ』… 新シリーズ。 近未来。 説教師と罵り屋。 少しファンタジー要素がある警察小説。 次シリーズに向けて期待が持てる内容。 シールド… 便利。。2021/05/15
chikap610
2
将来を想像させます❗️ 映像化、面白いだろうねぇ❗️2022/01/22
まこまこ
2
【図書館本】 ★★★☆☆2021/09/08
フランク
1
☆42021/05/26
ゆーたろー
1
シリーズ第1弾。21世紀末、世界連邦の成立により、国ごとの軍事力は無くなり、代わりに「Universal Guard(UG)」という万人のための警備部隊が組織された。人種・民族を超え、理解しあえるという理想に近づく一方で、それを良しとしないテロも頻発していた。そんな中、「イザナギ」というテロ組織のメンバーの切腹死体が発見される。世界に冠たる「ケイシチョウ」の吉岡冬馬は真相に辿り着けるかーという作品。ありそうでなさそうな近未来を描いた作品だけど、歴史の繰り返しで、悩ましい問題。でもシールドは凄い(^_-)2021/04/13