内容説明
中村祐造率いる男子は、モスクワ五輪に出場できなくなるというドン底に追い込まれ、中野尚弘、斉藤勝、南将之ら次々と監督を代えて“世界奪回”を試みるのだが、無残の敗北を重ねていく。こうした中で、山田―小島の女子も新強豪を迎えて苦境に立たされるが、ロス五輪でメダルを死守したものの、ソウル五輪ではとうとう“メダルなし”。そしてバルセロナ五輪に大古監督の男子、米田監督の女子が挑戦することになる。
目次
1 大混乱の中で、大松の死と松平の復帰
2 プレ五輪で明暗を分けた男女
3 “モスクワの灯”も消え、男子は大改造
4 五輪ボイコットに泣き、再建への道へ
5 ワールド杯開催で、藤田、広瀬ブーム
6 世界で小島全日本転落、男子は復活
7 アジアの王座奪回でロス五輪へ
8 ロス五輪は山田全日本がメダル死守
9 地元ワールド杯で男女全日本敗退
10 日本バレー、ついに“非常事態”宣言
11 ソウルで転落、初の“メダルなし五輪”
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