出版社内容情報
戦争を想う季節に『昭和史』と一緒に読みたい副読本的地図帳。第2弾の戦後編も、占領軍の全国展開など貴重な地図と写真が満載。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kinkin
99
太平洋戦争の終戦から1989年昭和の終焉までが様々な出来事や事件、当時の世相などが書かれている。著者の昭和史シリーズは読み応えのある本だった。その昭和の経済成長が日本という国を世界の日本に変えたがその弊害がバブルだろう。結局このバブルによるその後は今でもまだ影を落としているのかもしれない。そして現在はといえばは書かないでおこう・・・・本書の中には60年代の東京の地図が載っている。小さな商店まで書かれているので当時東京の盛り場に通った人には懐かしいと思う。図書館本2022/10/03
ぽんくまそ
8
半藤一利が書いたのではない。半藤「昭和史」の副読本として別冊太陽の出版で別人たちが作ったものだ。最新技術で白黒写真を色付き写真にしたことが売り。ぼくは昭和生まれだが、親にテレビを制限されていたので、よく知らない同時代事件が多い。例えばあさま山荘事件など中学の教師が話すのを聞くまで知らなかった。親はTVなどで見ていたはずだ。そういったことどもをこの本で再確認していった。ただしGHQ支配時代に重点が置かれており、そこは半藤色なのであろう。この頃、自分史を見直しているが、その周囲の前史として勉強になった。2022/11/09
ジョルジオ鈴木
1
★ もうちょっと地図をフィーチャーした内容かと思ったら単なる昭和史に写真と地図を再説明しただけ。 こりゃ売れないわ。2022/10/03