出版社内容情報
生きるための適応的な方策となりうる一方、自己破壊につながることもある依存・嗜癖。健常さとの境界線を臨床の現場から考える。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
luckyair
1
この雑誌の特集は、どんな内容であれ毎号読み応えがある。同時に周りの子どもや大人への振る舞い、さらに自身はどうかと考えさせられるきっかけになる。今回の内容では例えばトラウマ。特に小さい頃の被害では被害者が上手く口にできないため身体や行動に現れる。さらに性被害の場合はここに加えて特徴的な反応を示す。したがって、まわりの無理解で軽薄な大人がその行動のみにフォーカスし改めさせる、叱責するなどすることは加害にも等しい。簡単に子どもや対象者に改善を求めるような動きが撲滅されることを願いたいと感じた。★★★2025/01/16
山本
0
アディクション、はマイナスでもプラスでもない誰にでも存在する言葉なのに最近病理との距離の近さを感じる。言葉によって意味が限定されてしまう2024/09/12