シリア震える橋を渡って―人々は語る

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シリア震える橋を渡って―人々は語る

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  • サイズ B6判/ページ数 286p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784000613576
  • NDC分類 302.282
  • Cコード C0036

内容説明

二〇一一年三月、ついにシリアにも“アラブの春”が波及し、人々はアサド政権の崩壊を目指して抗議活動に立ち上がった。恐ろしい暴力に晒され、祖国から逃れなくてはならなかったにもかかわらず、人々は今もその夢をあきらめていない。満杯の監獄に押し込められ、誰かの遺体の上で眠るしかなかったと語る男性、シリア人には尊厳などないと嘆く女性…。彼らが語ったシリアの現実とは。

目次

第1部 権威主義体制
第2部 潰えた希望
第3部 革命の芽生え
第4部 苛酷な弾圧
第5部 武装する人々
第6部 戦時下に生きる
第7部 祖国からの逃亡
第8部 この戦争の意義

著者等紹介

パールマン,ウェンディ[パールマン,ウェンディ] [Pearlman,Wendy]
ノースウェスタン大学教授。アラビア語を話し、レバノン、ヨルダン、エジプト、モロッコ、イスラエル、ヨルダン川西岸地区、ガザ地区などを含むアラブ世界で20年以上にわたり調査を行ってきた。中東に関する数多くの論文を執筆。パレスチナの民衆運動に関する2冊の著書は各界で絶賛されている。ハーバード大学、ジョージタウン大学、ブラウン大学で学び、ハーバード・ケネディ・スクール、ベルファー・センターにてフルブライト奨学生、および博士研究員を務めた。現在はイリノイ州シカゴ在住

安田菜津紀[ヤスダナツキ]
フォトジャーナリスト。中東、東南アジア、アフリカ、東日本大震災の被災地などを取材

佐藤慧[サトウケイ]
フォトジャーナリスト。中東、アフリカ、東ティモール、東日本大震災の被災地などを取材(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やま

86
【記録】 シリア 震える橋を渡って: 人々は語る  2019.08発行。 字の大きさは…字が小さくて読めない大きさ。 残念です。 皆様のレビューを見て予約する。図書館より借りてきたが字が小さくて読めず、返却する。 単行本。 この本を読むのをあきらめる、残念です。 ※【記録】の説明は、自己紹介欄に書いて有ります。2019/11/04

どんぐり

81
シリアから避難してきた人たち88人にインタビューしまとめた「シリア紛争」の記録。現アサド大統領が権力の座についた2000年から2010年12月のアラブの春に始まる市民の抗議活動と政府軍による市民への弾圧、自由シリア軍とISISの台頭と内戦、政府軍とロシアによる空爆、国を脱出する難民。その時代、時代に彼らが自国で何を見、何を体験したのか。その証言は、「私たちは死を恐れているわけではありません。問題は、私たちの人生には尊厳などないということなのです」という言葉が幾重にも連なる過酷な状況である。2020/06/20

天の川

46
2011年、チュニジアのジャスミン革命の成功に端を発した「アラブの春」のニュースは心躍るものだった。リビアで、エジプトで、民衆が声を上げ、独裁政権が倒れていった。アサド政権下のシリアもその一つだった…。シリアから国外に逃れた人々の証言集。読むのに1カ月以上かかった。苦しかった。圧政下で声をあげた時の高揚感を彼らは述べる。しかし、自然発生的なリーダー不在の革命は独裁政権や過激派に翻弄され、打ち砕かれる。国際社会からの民主的な圧力を期待するも裏切られ、彼らは難民と化すのだ。最近の香港のことも頭をよぎった。→2020/07/14

sayan

27
ある研究者はサイクス・ピコ協定がシリア内戦の原因と説明する。地政学的には説得力を持つ。本書はアラブの春を背景に改革への期待、内戦、投獄、そして難民として逃れた他国での生活別に構成された証言集だ。登場するシリア人の語りは日常生活が舞台だ。準備不足の改革運動、根拠なき期待、投獄と拷問、かつてのカンボジアだ。サッカーシリア代表はキリンカップ、ワールドカップ予選で最近何度も来日、同時に日本政府はシリアから難民の受入を行う。この先に何があるのか、証言者は夢は限りなく小さくする必要があると言う。応答すべき言葉がない。2019/11/07

びっぐすとん

20
図書館本。シリアを脱出した人へのインタビューを集めたもの。情けないくらい勉強不足なので、なぜシリアが内戦になり解決への糸口が見つからないのか、エジプトやリビアで出来たことがなぜシリアではできなかったのかが全く判らないのだが、アサド政権は国民がこれだけ逃げたした国で何をしたいんだ?王様ってのは王様と認めてくれる国民がいなきゃ、ただのお山の大将なのに。軽々しく共感することも出来ない。生きてるからこそ語ることが出来る。「私が国を裏切ったんじゃない、国が私を裏切った」胸が痛む一言だ。読んでてひたすら苦しい1冊だ。2020/05/19

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