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出版社内容情報
出世作の街道風景や各地の名所絵をはじめ、華麗な花鳥図や美人画、肉筆画、戯画などの数々の名作を網羅し、見どころを解説する。
太田記念美術館[オオタキネンビジュツカン]
監修
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kiro
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東海道五十三次、名所江戸百景。雪の情景が特に好きです。花鳥画も好き。歌川広重と歌川国貞にこんな深い親交があったんですね。即興かけほしづくし、たわけ芸づくし面白い。膝栗道中雀東海道浜松泊の吃驚仰天ぶり好き。平清盛が描かれた武者絵。広重の猫好き。2024/04/04
shin1ro
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自分にとって浮世絵とは即ち広重氏。 コチラの本も年末年始の休みに堪能しました。 大好きな「名所江戸百景」をはじめ、馴染み深い風景画を何度も愛でつつも、最も惹かれたのは「江戸名所写生帖」 「写生帖」だけにCMや映画の絵コンテのやうですが、ディテールや借景が削ぎ落とされているので、広重氏の意図の骨格がストレートに伝わってきます。 狂歌、俳諧、漢詩が画賛として添えられ、それぞれに趣が異なる花鳥画や当時の座敷芸を描く戯画にもセンスが冴え渡っています。 大衆性と芸術性を併せ持つ、まさに世界でも稀に見る芸術家でせう。2019/01/10