内容説明
本書は、ディジタル回路の論理設計、アーキテクチャ設計を行う際に必要な回路レベルの知識と設計技術を習得することを目的としている。従来のディジタル電子回路、あるいはパルス、ディジタル回路と呼ばれていた分野をカバーする。
目次
1 はじめに(アナログ回路とディジタル回路;ディジタル回路の設計フロー ほか)
2 CMOSの動作原理と特性(CMOSのスイッチングモデル;MOS‐FETの構造と動作 ほか)
3 BJTを基本とするディジタルIC(ダイオードのモデル化と基本ゲートの構成;DTL(diode transistor logic) ほか)
4 特殊な特性をもつ素子(オープンコレクタ/ドレーン出力;3ステート出力 ほか)
5 記憶素子(その1)フリップフロップ(ラッチと記憶素子の基本回路;同期動作をするフリップフロップ ほか)
6 記憶素子(その2)メモリ(読み出し専用メモリ:ROM;読み書き可能なメモリ:RAM(RWM))
7 PLDとFPGA(小規模なプログラマブルIC:PLD;CPLDとFPGA)
8 LSI設計へ向けて(ICの外見と中身;LSIの設計方式 ほか)
9 回路シミュレーション(回路シミュレーションの原理)