出版社内容情報
選りすぐりの現代の名作絵本100冊(日本編50、翻訳編50)を、100人の様々なジャンルの人たちのエッセイとともに紹介する絵本ガイドの決定版。これを読まずに現代絵本は語れない。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やすらぎ
163
ページを捲るたびに変わる展開。1枚の絵に込められた思いはきっと届く。絵本は子どもから大人まで楽しめるもの。1978から97年までに発売された絵本100冊を集めた別冊太陽。世界にたった一冊の手作り絵本も紹介されている。未だ知らない絵本は数多い。絶版本もぜひ手にしてみたい。もっともっと世界中にやさしさあふれる物語が広まってほしい。本を開いて絵を見つめれば、言葉がわからなくてもこころは伝わる。語り継がれているひとつひとつの物語を大切にしていれば、小さな喜びはいつしか大きな希望となって、みんなで笑顔になれるから。2024/06/09
KAZOO
136
1999年に出版された絵本の紹介本です。1ページあるいは見開き2ページにカラフルな絵の紹介とともに、有名人の感想文が掲載されています。わたしは柳田邦夫さんの絵本を勧める本を読み、比較的年を取ってからこの分野の本を読んでいます。結構読んでいるつもりでしたが、ここに紹介されている本は1割強くらいしか読んでいませんでした。また読む本が増えそうです。2016/03/17
naoっぴ
55
絵本編集者の小野明氏が、1978年-1997年に発行された自作絵本の中から100人の作家を選びそれぞれの作品を紹介したもの。子どもが成長してからは絵本を読むことはなくなっていましたが、大人が楽しめるものも意外とあるんだなあと興味深く読みました。かつて子どもに読み聞かせた絵本を懐かしんでみたり、それぞれの絵本の解説やエッセイを読んでふむふむと頷いてみたり。さっそく読みたい(見てみたい)絵本をいくつか登録♪ 全ページカラーの楽しいムック、1998年以降のものも是非見てみよう。2015/06/09
みさどん
22
この雑誌を読んだものだから、読みたい絵本や知らない作家さんがぞろぞろ出てきました。登録が続き、迷惑だなと思った方すみません。絵本の力は絵にあるってことで、絵がいい本がたくさん紹介されていました。2016/03/12
遠い日
11
1999年刊と少々古いですが、じゅうぶんな情報量。正統派の古典になっている絵本もありますが、子どもたちが幼かった当時いっしょに読んだ本もたくさんあって、懐かしさに胸が高鳴る。8割がた既読でしたが、残りの未読分は読むのが難しい古い本。メモして、ぼちぼち攻めますか。2022/05/12