平凡社新書<br> なぜ日本のメディアはジャニーズ問題を報じられなかったのか―記者クラブという病理

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平凡社新書
なぜ日本のメディアはジャニーズ問題を報じられなかったのか―記者クラブという病理

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  • サイズ 新書判/ページ数 224p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784582860801
  • NDC分類 070.21
  • Cコード C0200

出版社内容情報

《概要》
ジャニー喜多川による性加害問題、宝塚歌劇団いじめ事件、松本人志問題……巨大メディアはなぜ真実を伝えられなかったのか。その裏には人権意識の不在、「記者クラブ制度」という日本独自の障壁が立ちはだかっていた。さらに近年、政権与党によるマスコミへの介入もあいまって、日本の報道の自由度ランキングは70位前後に低迷している。「外圧」でしか報じられず、権力の監視者としての存在意義すら捨てた大手メディアはもはや「底が抜けた」とすら言える。そして、記者クラブの会見では真相が伝えられないと考えた事件被害者たちは、日本外国特派員協会での記者会見へと向かいはじめた──。日本の報道がダメな理由と改善点がこの一冊でわかる!

《目次》
まえがき──歌を忘れたカナリアたち
第1章 ジャニーズ性加害問題と「メディアの沈黙」
第2章 関西の闇──松本人志問題、宝塚歌劇団いじめ事件
第3章 日本の報道の自由度ランキング70位の衝撃
第4章 「あっていいことは一つもない」記者クラブの障壁
第5章 「駆け込み寺」と化した日本外国特派員協会
第6章 幻の日本版FCC
補論 国や権力組織からの独立こそNHKの課題だ
あとがき──フジテレビの闇

内容説明

「記者クラブ」というぬるま湯につかり、「外圧」でしか報道できず、「権力の監視者」という存在意義すら捨てた大手メディア。ジャニーズ問題、松本人志問題、宝塚いじめ事件、旧統一教会と自民党の癒着などのスクープは、大新聞・テレビではなく、週刊誌をはじめ、記者クラブに属さないメディアが火付け役だった。底が抜けた日本の報道機関は変わることができるのか―。「真実」を伝えられない日本の報道。そのゆがみの本質にせまる。

目次

第1章 ジャニーズ性加害問題と「メディアの沈黙」
第2章 関西の闇―松本人志問題、宝塚歌劇団いじめ事件
第3章 日本の報道の自由度ランキング70位の衝撃
第4章 「あっていいことは一つもない」記者クラブの障壁
第5章 「駆け込み寺」と化した日本外国特派員協会
第6章 幻の日本版FCC
補論 国や権力組織からの独立こそNHKの課題だ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Tomomi Yazaki

9
BBCに大々的に世界中に発信され無視も出来ず、渋々メディアが報道したジャニーズ問題。新たなスクープもなく、只々各局とも同じ報道を垂れ流すだけ。ポリシーも節度もない。メディアの沈黙。それは隠蔽と同義語。性犯罪の隠蔽に加担していることになり、正義に反する蛮行でもある。その構図はジャニーズから得られる膨大な利益の見返りに他ならない。一時的に反省するような報道番組もあったが、先の兵庫県知事選では、またもや凝りもせず、報道しない自由の乱用を繰り返す。喉元過ぎれば熱さを忘れる。日本人としてとても恥ずかしく思います。2025/05/15

Go Extreme

1
歌を忘れたカナリアたち メディアの沈黙 BBCの報道外圧 報道されなかった判決 カオスの記者会見 国連の問題視 クロスオーナーシップの弊害 人権意識の不在 男性中心主義社会 報道倫理の危機 松本人志問題 宝塚歌劇団いじめ事件 宝塚の虚像 報道の自由度ランキング 政治的、経済的干渉 自己検閲と忖度 言論の自由の逆旋回 フォックス・モデルの危機 編集と経営の分離 記者クラブという病理 駆け込み寺の外国特派員協会 日本版FCCの幻 放送への政治圧力 メディア寡占の弊害 首相との会食 メディア間の相互協力2025/05/23

su-to

1
ジャニーズにフォーカスした内容と思いきや、報道そのものにフォーカスを当てた一冊。2025/04/21

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