平凡社新書<br> シニアひとり旅―ロシアから東欧・南欧へ

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平凡社新書
シニアひとり旅―ロシアから東欧・南欧へ

  • 下川 裕治【著】
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  • 平凡社(2024/06発売)
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  • サイズ 新書判/ページ数 224p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784582860603
  • NDC分類 293.09
  • Cコード C0226

出版社内容情報

《目次》
はしがき
第1章 シベリアロシア――憧れのシベリア鉄道
第2章 ヨーロッパロシア――特異な近代化と崩壊の爪あと
第3章 東欧諸国――頑なに歴史を守る
第4章 南欧の国々――快適な旅とはいえないが……
第5章 黒海・カスピ海沿岸地域
あとがきに代えて――コロナ禍のギリシャを歩く

《概要》
1989年、ベルリンの壁が崩壊したことによって、ロシアや東欧諸国へのひとり旅の自由度が一気に増していく。著者はそのなかでシベリア鉄道に5回乗車、世界各地へ旅に出た。さらに近年、ラオス中国鉄道が開通したことで、アジアからシベリア鉄道を乗り継ぐ最長の列車旅も現実味を帯びてきた。しかし、パンデミックや戦争で再び自由な旅が阻まれようとしている。
比較的自由にひとり旅ができた時代、シニアの旅人の目にはなにが映っていたのか。

《著者紹介》
1954年長野県松本市生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。新聞社勤務を経てフリーに。『12万円で世界を歩く』(朝日新聞社)でデビュー。以降、おもにアジア、沖縄をフィールドに、バックパッカースタイルでの旅を書き続けている。『日本を降りる若者たち』(講談社現代新書)、『シニアひとり旅 インド、ネパールからシルクロードへ』『「おくのほそ道」をたどる旅――路線バスと徒歩で行く1612キロ』(ともに平凡社新書)、『シニアになって、ひとり旅』(朝日文庫)など著書多数。

内容説明

1989年、ベルリンの壁が崩壊したことによって、ロシアや東欧諸国へのひとり旅の自由度が一気に増していく。著者はそのなかでシベリア鉄道に5回乗車、世界各地へ旅に出た。さらに近年、ラオス中国鉄道が開通したことで、アジアからシベリア鉄道を乗り継ぐ最長の列車旅も現実味を帯びてきた。しかし、パンデミックや戦争で再び自由な旅が阻まれようとしている。比較的自由にひとり旅ができた時代、シニアの旅人の目にはなにが映っていたのか。

目次

第1章 シベリアロシア―憧れのシベリア鉄道(あるシニアが抱いたシベリア鉄道への想い;東西冷戦が終わろうとしていた時代に ほか)
第2章 ヨーロッパロシア―特異な近代化と崩壊の爪あと(ウラル山脈を越えると世界は一変する;特異なロシア人の着想 ほか)
第3章 東欧諸国―頑なに歴史を守る(激動の時代を迎えた一九八〇年代;旧ソ連からポーランドとの国境の街へ ほか)
第4章 南欧の国々―快適な旅とはいえないが…(ギリシャの旅がいちばん楽な理由;暮らすならポルトガル ほか)
第5章 黒海・カスピ海沿岸地域―宗教が交差する(ソ連邦の崩壊で複雑に絡み合うコーカサス地帯;綱渡りの国境越えが続く ほか)

著者等紹介

下川裕治[シモカワユウジ]
1954年長野県松本市生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。新聞社勤務を経てフリーに。『12万円で世界を歩く』(朝日新聞社)でデビュー。以降、おもにアジア、沖縄をフィールドに、バックパッカースタイルでの旅を書き続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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カツ

7
下川さんの本は普段馴染みのない国の雰囲気が味わえるから好き。特に中央アジアが好きなのだが、本書はロシアから南欧へ。東欧や南欧は国名を知っているくらいなので読んでいて面白い。やはり気になるのはシベリア鉄道。乗る事など生涯ないだろうが6泊7日の車中泊とはどんなものなんだろう。「シベリア鉄道は『こんなにも無為な時間をすごすことができるんだ』という自身をつけさせてくれる列車でもある。」p392024/12/22

ソバージュ

6
今回は魅力的な地であるシベリアロシア、東欧、コーカサス、ギリシャの旅が主で楽しく読了したが、コロナ禍において可能な行き先を求め行動された様子、アジア圏と欧州圏の対応の相違などコロナ禍の旅について(はしがき)が一番興味深かったかな。2024/06/27

高木正雄

4
アジアを中心に旅する下川さんだが今回はヨーロッパについての本。西欧や北欧よりロシアや東欧などの日本人にはマイナーなところが好きなようだがそれも下川さんらしい。シベリア鉄道の話などは何度も読んできたが、ポルトガルやジョージアは物価が安くておすすめのようだ 特にジョージアに行ってみたくなった2025/03/27

お抹茶

4
五回乗ったシベリア鉄道の話を中心に,東欧,ギリシャ,ポルトガル,コーカサスの旅を記す。バイカル湖の東側の風景をぼんやりと眺めると,シベリアが音もなく体の中に入り込んでくる気になる。ウラル山脈を境に世界は変わり,ヨーロッパロシアに入ると急に現実に戻されていく。ポルトガルの物価は安く,頑固な静けさなギリシャと違い,のびやかな快感がある。アルメニアに東欧の感じがないのに対し,ジョージアは東欧だけでなく西欧の空気も感じる。ウラジオストクは「ロシア」だが,ジョージアはヨーロッパ。2024/08/06

ゆうろう

2
本書も含め下川さんのコロナ禍後の一連の著作には、「旅は不要不急なもの」と声を張り上げる大勢への、静かな怒りを感じる。氏の立場からすると、それは至極当然だと思う。本書ではアジアや沖縄への旅とは一味違う欧州方面の旅について書かれているが、単なる旅エッセー作家の類いではない氏の洞察力を感じつつ一気に読了した。清政府の財務部=山西商人の話、アウシュビッツ(オシフィエンチム)ではユダヤ人だけでなくポーランド人も虐殺されたこと等々、やはり下川さんはしっかり学んでるよなぁ。ギリシャ、カナリア諸島やリスボン、皆魅力的。 2024/10/05

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