出版社内容情報
より主体的に目の前の仕事を判断するために、経営学を現場で働く人の視点で捉え直し、会社の仕組み、仕事や働くことの意味を知る手がかりとして、最も基礎的な理論や概念を紹介する。
内容説明
「対話」と「解説」で、より丁寧に、よりわかりやすく。自分が置かれた立場や仕事の意味を俯瞰し、経営理論に基づいて既成概念や偏見を捨てることによって、ものごとを客観的に見る「眼鏡」を手に入れる。
目次
働き方改革―もっとワクワクして働くには?
戦略論(不確実な時代にこそ「戦略」が大切だ;自分の戦略をもつ)
組織論(いい組織では、1+1が「3」になる?;会社って、こんな組織なんだ!)
リーダー論(優れたリーダーはよく「対話」する;やっぱり会議は踊るかも?)
モチベーション―やる気は“支え”の中で生まれる
人を育てる―一括採用は日本特有?
経営学を学ぶ意味をあらためて考える―自省的実践家になろう!
著者等紹介
佐々木圭吾[ササキケイゴ]
1963年秋田県生まれ。86年九州大学経済学部卒業後、電機メーカー勤務を経て、96年一橋大学大学院商学研究科博士課程単位取得。同年横浜市立大学勤務、2006年東京理科大学大学院総合科学技術研究科准教授、12年イノベーション研究科教授、20年椙山女学園大学現代マネジメント学部教授。博士(経営学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とある内科医
2
戦略、リーダーシップ、モチベーションなど経営学の全体像を大掴み。ざっと読み。2021/07/19
U-Tchallenge
1
経営学と言うと何となく小難しいというか専門的のようなものに感じる。いや、もちろん専門的なものに間違いないのだけれど。しかし、専門家だけが持っておく考えではない。タイトルにあるように「働くあなた」のために経営学があるのだ。働くということは、お金を稼ぐことではある。ただそれだけではないということを、経営学を学ぶことで感じ取ることができる。そんな経営学について、現場で起こるあれこれを交えながら学ぶことのできる内容となっている。平易に書かれているのでさらさらと読むことができる一冊であった。2021/09/06
Go Extreme
1
働き方改革 もっとワクワクして働くには:新たな仕事観・働き方 イノベーション人材 戦略論①不確実な時代にこそ「戦略」が大切だ:経営戦略の時代 戦略論②自分の戦略をもつ:機械×強み×変化 組織論①いい組織では、1+1が「3」になる 組織論②会社って、こんな組織なんだ リーダー論①優れたリーダーはよく「対話」する:権威 リーダー論② やっぱり会議は踊るかも:凝集性と村八分 モチベーション・やる気は〝支え〟の中で生まれる 人を育てる・一括採用は日本特有 経営学を学ぶ意味をあらためて考える 自省的実践化になろう2021/04/27
辻井凌|つじー
0
経営学を日頃の仕事に生かすには、そもそも経営学ってどんな学問かを自分たちの日常業務に落とし込んで解説してくれる。わかりやすい。読書会で使います。 2021/10/10
さがみ
0
比喩が上手い 戦略は例えるならば、矢である 矢は的に当たらないことがある ならば、矢を変えればいい 腑に落ちる2021/04/18